INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

欠番を訪ねて(40)

2007年05月22日 |    ┣ 欠番を訪ねて
(つづき)

19.「100番 早良(急行)博多駅線」など

「100」という数字は現在、福岡市の中心部を走っている「100円循環バス」が使用しているが、行先表示には「100」でなく「100YEN」「100円」と書いてあり、厳密には「100番」ではないような気もすることから、往年の「100番」を取り上げることにする。

かつての「100番」は「市内急行線」であり、早良地区と都心部を結んでいた。
できた当初は、早良営業所~荒江四角間は野芥4丁目、飯倉1丁目のみ通過し、その先、別府2丁目、六本松、警固町、警固神社前(現在の天神警固神社三越前)、渡辺通4丁目(現在の天神1丁目)、渕上前(現在のキャナルシティ博多前)、博多駅の順に停車していたと思う(渡辺通4丁目と渕上前はやや自信ない)。

その後、都心部分は、
【~天神バスセンター~(天神北ランプ~都市高速~空港通ランプ)~福岡空港】
というルートになり、「空港連絡バス」の役割も担うようになった。
また、郊外部分は早良営業所~荒江四角間が各駅停車になった(これもやや記憶があやふや)。

天神~福岡空港間は、地下鉄が博多から福岡空港に延伸される前はドル箱だったようだが、地下鉄にかなうはずもなく、また、早良~天神間についても(個人的にはバイト帰りなどによく利用していた思い出があるが)、国体道路や早良街道の慢性的な渋滞で特に速さで勝るということもないという理由からか、廃止となってしまった。

「3番特別快速」のトーンダウンにも共通するが、西鉄の場合、鳴り物入りで「速達便」をデビューさせても徐々になし崩しになってしまうという例が多い。
(つづく)

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