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ヴォーカル(おやすみ中)、音楽講師、トウリーダーなどなど😊❤️

椿姫

2019年01月28日 | 日記・エッセイ・コラム
きちんと全幕通して聴いたのは何年ぶりでしょうか。
学生時代からお世話になっていて、大恩人と思っている折江忠道先生が上野の文化会館ジェルモン役で出演されると聞いて、ゆかりのある方と一緒に聴きにいきました。

先生に初めてお会いしたのは19歳の時でした。
当時18年間のイタリア生活から帰国されたばかりで、学生の私には外国人に見えた。
愛妻家で有名で、奥さまをすごく大切にしているところがいつも温かい気持ちになっちゃいます。
レッスンの時も、雑談のときも
「人生で一番幸せなのは愛する人と一緒にいられること」
とよくおっしゃっていました。
どんなに偉くなっても有名になっても全く変わらなくて、ずっと尊敬してます。


久しぶりの椿姫、私も年をとったのね、1幕から涙腺ゆるみっぱなし。
若いときは歌のテクニックとか、歌詞とか、細かいところばっかり聴いちゃっていたけど、聴き方が変わったみたいで、音楽が物語にピタリと寄り添って本当に心動かされました。
芸術ってなんのためにあるのかと、少しだけ分かりました。


お出かけルックは母が若い頃洋裁を習っていたときに縫ったというシルクのブラウスを。
これ入学式とか七五三の写真によく写ってたからきっと一張羅だったのでしょう。形見としてもらったけれど、着る時がなくて飾っておくだけでした。

帰りにご近所のオーダーメイドのお店のお兄さんに会って、
これ母が若い頃縫ったんですけど・・・とご披露しましたら、柄の合わせかたがいいとほめてくれました。あと、ボタンホールや袖口の細かいところがおしゃれだと、何だか悪いくらいにたくさんほめてくれました。お母さん良かったね。

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