夏期講習が本日で7日目となりました。受験生は一日10時間の講習を25日間行いますので、間もなく3分の1に差し掛かるところです。10時間は確かに長いですが、やるべきことを考えるとこれでも足りない生徒がたくさんいます。
さて、生徒たちの様子を見ていると、疲れがたまってきている様子や、まだまだ意識が低い様子を感じることもあります。が、一方で夏期講習初日と比べると早くも成長を感じさせる生徒も出始めました。わからないことはその場その場で解決しそのままにすることはしない意識を持ち始めたり、家庭で自主的に予習を始めたり、これまでなら逃げ出してしまったいたような難しい問題にもチャレンジするようになったり、色々な場面で生徒たちの変化を感じることができるようになりました。
私自身も講習の時には、生徒たちと同じ朝9時から夜9時50分まで塾にいるようにしているので、「大変だね。」とよく言われます。確かに用事を済ませる時間がかなり制限されるので大変な部分はありますが、生徒たちの変化を感じながら毎日を過ごすことができるのは大きな楽しみでもあります。
創研塾に通う生徒たちは、中学受験にしろ高校受験にしろ、受験を始めて体験する場合が多いです。彼らにとっては未知の体験で、多少大げさかもしれませんが、自分にとってのオリンピックに挑戦するようなものかもしれません。私たち講師は、コーチとして彼らとともに泣き、笑い、そして最後には喜びを味わいたいと願っています。
今日も一人の欠席者も出ず、全員そろって勉強に取り組んでいます。