中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

来週末はもぎ試験を行います。

2020-08-22 15:49:39 | 日記
高校入試において重要な会場模擬試験ですが、今年はコロナウィルスの影響で私立高校等の会場を使って行われていません。先日私立高校の先生にうかがったところ、自宅受験の場合には偏差値を参考資料として扱うことができない場合が多いと聞きました。
創研塾では、私立高校などを使用しての会場模擬が開催され、同時に安全性が確保されていると判断されるまでは、当面創研塾を会場とし、学習塾で受験する形式をとっていきます。前述の私立高校の先生によれば、学習塾で受験する場合には参考資料として取り扱う私立高校が多いとのお話を聞いたことに加え、公正にそして一斉に受験することによる緊張感がプラスの効果をもたらすと考えているからです。
来週末には普段オンラインで授業に参加している生徒たちも塾に来てもらい、模擬試験を行う予定です。
本来であれば私立高校などの会場へ行き、学校見学をするとともに、普段とは異なる環境で周囲も知らない受験生ばかりの中で受験する模擬試験こそ重要だと考えています。受験までに最低でも一度は塾以外の環境で生徒たちが模擬試験を受験する機会があればと願っています。

密でした。

2020-08-21 20:49:59 | 日記
先日、運転免許証の更新に行った時のことです。標識を見落として違反切符を切られたしまったため、府中の試験場まで行かなければなりませんでした。
入り口にはアルコールの消毒液とともにサーモセンサーが設置され、コロナ対策は行われていました。が、中に入って驚きました。これだけ密を避けるように言われているにも関わらず、大変な混雑で密を避けることはかなり困難な状況になっていました。
受付をするにも数十分待たされ、書類が出来上がるまでに1時間以上待たされました。椅子は密を避けるために一つ置きに座るよう紙が貼られていましたが、それを無視して座る人がいましたし、席が足らないため立って待つ人も多く、立っているスペースを確保することすらままならない始末でした。あまりにも待たされるので業を煮やして窓口の係員に大声でクレームをつける人が後を絶ちませんでした。見ていると窓口の人も慣れたもので起こっている人を上手にいなしていて、そのテクニックに感心しました。気づくと、マスクをしていない人もおり、本当にその場にいるのが嫌でした。
結局、昼頃に試験場に到着し、終わったのが夕方となってしまいました。試験場での集団感染などの報道は無く、私自身体調に変化はないので大丈夫だと思うのですが、免許証のように必ず行かなければならない機関にはもっともっと感染対策をしてほしいと強く思いました。
今週末には英検の二次試験があります。多くの受験生が集まらないように工夫されているようですが、やはり心配です。さらに来年の入試が密を避けて行うことができるのかどうか、気がかりです。

夜明けのハイキングに行ってきました。

2020-08-20 16:49:24 | 日記
このところ本当に慌ただしく、ブログの更新ができていませんでした。

もう先々週のことになりますが、夜明けのハイキングに行ってきました。ここ数年は、電車の遅延や電車がシカと接触するなどのトラブルがありましたが、今年は何事も無く、無事に御嶽駅につき、その後も順調でした。おかげで山頂にも例年より早めに到着し、ゆっくりと休憩できる、と思ったのですが…。
山頂の休憩場所にはトイレが設置されています。駅のトイレ、ケーブルカーの入口のトイレ、御嶽神社の入口付近のトイレ、すべてに手が入りきれいになっていたものの、この山頂のトイレはまだ手が入っていませんでした。女子生徒がトイレに行きたいのだが、虫もいるし汚れているのでどうしてもこのトイレには入りたくないと私に言ってきました。見に行ってみると、確かに入口から入りにくい雰囲気があります。そこで予定を早め、神社での合格祈願を早々に済ませ、きれいなトイレに向かいました。
進行が早まったので、電車の時間を見ながら川で生徒たちを遊ばせることができるな、と考えながら山道を降りている最中でした。「先生、ストップ!」後ろから声がしました。靴紐がほどけたか、遅れてしまった生徒がいるのか、事情が分からないまましばらく待っていると、「塾長、早く来てください!」の声がしました。戻ってみてみると、男子生徒が足がつり、動けなくなっています。現在医療系の学部に通っている創研塾のOBが帯同してくれていましたので、応急処置をお願いしました。私の間隔では、5分から10分も休めば治るかな、と思っていたところいっこうに治る気配がありません。
帰宅後の予定がある生徒もいるため、全員をここで待たせるわけにもいかず、そのOBに足がつってしまった生徒と一緒にいてくれるように頼み、私は他の生徒たちを引率していったん小作駅まで戻ってきました。
現場にいるOBからまだ動けない状態であるとの報告があり、救急車の要請も考えながら、現場に戻ることにしました。現場に戻る途中、多少動けるようになったとの連絡が入ったので、ケーブルカーを使って下山できるかチャレンジしてもらうことにし、私はケーブルカーの駅まで送迎車で向かいました。
結局、足がつった生徒は何とか頑張ってケーブルカーの駅までたどり着けたので、あとはケーブルカーと創研塾の送迎車を使って自宅まで送り届けることができました。
実はこの付き添ったOBには創研塾OGで現在看護師として活躍している姉がおり、彼女からもこのような場合の対応について情報を得ることができました。どうやらコロナによる運動不足、山に登ったことによる疲労、軽い熱中症などの複合要因によって足がつってしまったのだと思います。
さらに実は、このOBには同じく創研塾OGの妹もおり、この妹にも今回帯同してもらって色々と協力してもらいました。今年のハイキングはこの三姉弟に本当に助けられました。思い返せば、一昨年はご家族総出でピンチを救っていただいたこともありました。
創研塾はスタッフや生徒だけでなく、OBOGや保護者のご家庭など多くの方に支えられていることをあらためて実感したハイキングとなりました。本当にありがたいことです。

いよいよ今夜、夜明けのハイキングです。

2020-08-08 17:13:34 | 日記
今日は高校受験生たちと夜中の山に登ります。
真っ暗な山道を懐中電灯を頼りに進み、途中の休憩では懐中電灯を消して本当の暗闇を体験します。その際、おしゃべりをやめて静かにしていると、さっきまで聞こえなかった小川のせせらぎが遠くから聞こえてきます。さらに小動物が動く音や時には息づかいまで聞こえてくることがあります。まさに自然の中に身をゆだねているのを実感する瞬間です。
さらに歩を進め、山頂で夜食を取って休憩していると、徐々に空が白んできます。それと同時に鳥がさえずりはじめ、虫も鳴き始めます。そしていよいよ太陽が昇り始める瞬間には、夜中の蒸し暑さからひんやりとした朝の空気を感じ、生き物たちが活動を始める、そんな瞬間を味わうことができます。
今年はコロナ自粛が続き、一度は中止を考えていました。ところが、夜明けのハイキングを創研塾で体験した兄姉がいるご家庭から、ぜひ今年も開催してほしいとのご要望をいただきました。考えてみれば今年の生徒たちは学校行事がことごとく無くなり、思い出作りのチャンスが非常に少なくなってしまっています。山の中であれば、私たち身内間での密さえ避ければ、ほかの方との接触はまずありませんから安全を確保しやすいですし、開催を決めました。
これから受験までの期間も、コロナの影響でどうなっていくかわかりません。時には真っ暗闇のような気分になってしまうこともあるかもしれません。そんな時、子のハイキングを思い出し、ピンチを乗り越える術を生徒たちに体験してもらい、ピンチは必ず乗り越えられることを知ってほしいと思っています。
マスクと検温を励行し、密を避けてコロナの感染から身を守り、また夜道での転倒などに気を付け、安全に最大限の注意を払って行きたいと考えています。

夜明けのハイキングの準備が進んでいます。

2020-08-07 17:12:23 | 日記
夜明けのハイキングの準備を少しずつ進めています。今日は旅行傷害保険に入りました。幸いないことにこれまでに保険を使ったことはありませんし、少々費用はかかりましたが、ケガなどがあったら一大事ですので、入っているだけで安心です。
今年は天気は大丈夫なようですので、あとは密を避け、ケガや熱中症にならないように気を付けながら山に登ってこようと思います。毎年毎年、不安になるのは私自身が生徒たちの足手まといにならないよう、ということです。楽しく、思い出となる山登りにしたいと考えています。

今日も朝から生徒たちが塾に来て自習をしています。全く強制していなくとも自習に来る、私たちはそのくらい正直に努力をする生徒たちが好きですし、期待をしています。来週は塾が休校期間になりますが、その中でも自習室解放のリクエストが何件も入っています。私たちも期待に応えないとならないですね。