昨日、残業をして窯立てしたお陰で新たな炭焼きが始まった。小雨混じりの谷あい
にほぼ真っ直ぐに登っては拡散する煙は急ぐ訳でもなく、師走とバタバタする凡人
を眺めて何と思うだろうか。眺められる凡人は煙道の温度を測り『枝木に火が点い
てようだ』と談義。昨日18時半ごろの窯立てなのに温度は既に76℃を示し木酢液採
取も始まる。
築後、1年ほどは3日目に枝木に点火していたのに、どうも窯内部の泥を塗り直しし
て以降は空気の抜けが無くなり効率が上がったのか2日目の点火が当たり前になっ
ている。それこそ、凡人にはそのような難しい事は分かりはしない。
午後一番に焚口を閉鎖となり枝木から炭木に火が回るように通風口と煙道の調整が
続く。