桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

窯立てと新事業

2015年10月19日 17時33分11秒 | 活動報告

先週、伐採した樫の木を機械で割り炭木を作る、炭木の上に乗せる枝木を作る、

窯立ての準備で窯の中に入るなどの作業が始まった。この時期は朝夕の寒暖

差がはっきりしてくるから朝方は寒く感じても日中は暑さを覚える。そういう状

からすると炭焼き本番のスイッチが完全にオンになったとは言えないような

中途半端な感覚がする。

また準備した材料は本命の樫の木が中心で、脇役乍ら必須の雑木は十分に用

意されていないし、枝木も然りまた薪もゼロに近い状態からスタートなので準備

は多岐にわたる。桑炭会のメンバーはベテランが多いから周囲を見渡し夫々が

戦力不足の場所を補完して作業が進められる。下っ端の私が参加したての頃、

何をしていいのか分からないから、いつも作業を説明して貰い、それが終わると

また説明を受けることの繰り返しだったが、時が経ち自分から動けるようになり

先輩の手を煩わすことは少なくなった。

しかし、本業の炭焼きとなると相変わらず大きなギャップがあり時の経過と経験

だけではその差は詰まりそうにないし、炭焼きの奥深さを思い知らされることの

連続だ。夕方前に窯に火入れをしていよいよ炭焼きの開始となった。

11月になると行事が目白押しとなりそう。10月末、窯出し・収穫祭準備。

11月8日八雲町収穫祭、11月15日秋季レクで広島へ、11月22日 新規事業

として拠点で商品販売が計画されている。特に新規事業の内容についての詳細

は未定であるが予想される課題を乗り越えて、面白い企画になるよう知恵を出し

合って『挑戦』する、これが桑炭会魂。

コメント
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