寄合いがあり雨の降る中、桑並のすこやか会館に出かけた。今朝がたからの雨は時折、
霧雨のようになったり一時の止間を作ったり安定しない模様。
谷間は雨の具合で風情を大きく変えてしまう。周りの田んぼを見渡すと未だ稲刈りの済
んでいない所もあり、暫く天候不順の予報は恨めしく思う方もおられるのだろう。
行帰りの間、目に止まった所を撮ってみた。
寄合いがあり雨の降る中、桑並のすこやか会館に出かけた。今朝がたからの雨は時折、
霧雨のようになったり一時の止間を作ったり安定しない模様。
谷間は雨の具合で風情を大きく変えてしまう。周りの田んぼを見渡すと未だ稲刈りの済
んでいない所もあり、暫く天候不順の予報は恨めしく思う方もおられるのだろう。
行帰りの間、目に止まった所を撮ってみた。
秋は町内の各種行事が開催され課外活動も忙しくなってくる。文化祭では桑炭会の活
動が町内文化・歴史コーナーで紹介されることになり資料提供の協力、一部お手伝い、
収穫祭に於いては物品販売、八雲国際演劇祭へも一部はボランティアとして参加する。
これらの合間を縫って毎年実施している家族参加の秋季レクリエーションの開催と目白
押し。桑炭会が新たな事業への取り組みを可能にする夢ファクリトー事業は現在進行
中の炭窯および炭小屋の建築、活動拠点となる研修、創作、販売、倉庫などを備えた
施設の建築という大きな事業が待っている。これとは別に不要になったプレハブ倉庫
を貰い受けるために、解体・運搬・再組立てとこれも結構な作業量があり稲刈りが終わ
ると超多忙な予定が待ち構えている。
異例の積み重ね、とてつもない作業量は定例会を開きエネチャージ!で頑張ろう。
八雲町ポータルサイト 八雲ネットで桑炭会の紹介をしています。
桑並には少し変わった題記の学校がある。ここの校長先生は桑炭会の会長をしておられ
る初さん。昨晩の定例会の席で学校の由来を聞いてみた。
環境省は平成11年7月、メダカをレッドデータブックの2種に指定した。このニュー
スを聞き『メダカはこの近辺には未だいるはず』と直ぐ田に行き姿を確認後、保護活動
に取り掛かり『桑並メダカ学校』の構想が持ち上がり、計画を聞いた有志の人たちが駆
けつけ電光石火の開校となった。
メダカ学校の話題は反響を呼び、小中学校からの自然観察、それに絡めた桑並地域の
紹介、飼育のための譲渡など活動の裾野が広がっていったという。
今は手入れが行き届かなく休校状態だが、再開するつもりでいるとのことだった。
ここで初校長の薀蓄ひとつ
『メダカは稲と共に外国から日本に来たと言われている。稲とメダカの学名からもそれ
を見て取れる。メダカの学名はオリジアス・ラティペス、稲は・・・・』と覚えきれな
い言葉が並ぶ。
酔いが醒めて調べてみると『メダカの学名はイネのOryzaに由来し、Oryzias latipes は
「イネの周りにいるヒレの広い魚」という意味』
大昔の話、ある大工さんの言葉。設計者は(この場合施主も含む)自分の夢を建物に入
れ込めたがるから無理難題を押し付けると言った。理屈は分からないではない。木材
で曲線の多いものや細工し難いものでも平気に要求する、物事が分かっている設計者
も素人も余り変わりはないらしい。
だれも最初に描く夢は段々と現実に削られ、そこそこのところで手を打つことになる。
桑炭会の新しい炭小屋も当初はもう少し大きいものだったが諸般の事情、どこの家庭に
もある、あの問題で縮小と相成った。小屋を自分たちの手で建てていく過程で当初には
なかった利便性の追加をすることもあるから、当初の夢は削られるばかりとがっかりす
ることない。久しく中断していた作業は明日、再開となる。
炭窯の小屋は屋根が完成しているが壁は何も張られていないので、風は吹き通しとなっ
ている。こうした構造物と風の関係がどうなるのか私には予測がつかない。下からの吹
上風になった場合、屋根を持ち上げる力が働くのか、風が横に抜けてしまうから余り影
響を受けない。何れも理に合っているように思えるから台風などやってくると心配の種
となる。
壁が張られていれば普通の建物と同じだから大方の心配する事などないのだが・・・
明日の午後になれば影響はなくなり台風一過でいっそうと秋めくのではないかと思われ
る。次回の小屋作業は27日(土)の午前中に予定されている。