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桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

『工事の記録、窯壁工事(7月1日)』

2014年09月07日 19時00分22秒 | 新窯工事

窯の底には煙道とつながる排水用の竹を埋めてあり、その上に土を入れ固めていく。底

になる所は平坦でなくてはならず、かつ入口の方がほんの少し低くなっていること。口

で言うのは簡単だが実際に作り込むのは難しい。

底が出来上がると窯の形に添って板で壁を作りその外側に土を盛り固めていく。この時、

使う土は同じような性質のものがいい。粘着性の高いもの、サラサラものが上下関係に

なると地層のようになり外気を息する小さな隙間になったりするからだ。

こうしたことに気を遣いながら進めているはずだが・・・・

窯壁つくり


『工事の記録、旧窯解体(6月30日)』

2014年09月06日 18時31分35秒 | 新窯工事

平成9年に結成された桑並木炭生産グループが愛用してきた炭窯の解体工事が始

まった。最後の窯出し、小屋の解体の日には今までお世話になったことへの感謝の

『お神酒』をあげた。窯の土は新しい窯にも使うので『これからも宜しくお願いします』

ということにもなる。気持ちの整理ををつけようとあれこれと言葉を並べようとするが、

愛着のある窯を壊すのはやはり忍びない。

窯解体


『工事の記録、窯床工事(6月27日)』

2014年09月05日 12時28分41秒 | 新窯工事

新しい窯を造ると決めて窯に使う土を予定地に運んでもらっていた。窯は底の部分に排

水路を作ったり泥を固めたりの作業があるのに、その場所には運び込んだ土が山盛りに

なっていた。これから作業するためには、最初にその土の移動が必要になった。

スコップで少しずつ移動して・・・・なんて体力の消耗戦をしていては勝ち目はないが

じっとしていて何も変わらないからせっせとやってみる。そうした場面に小型でもショ

ベルカーが来ると千人力、手作業で汗を流している者にとっては何と頼もしい事。

窯床を固めて窯の形を作りその周辺に土を盛り固める作業を進めていく。

釜床工事

 


旧炭小屋解体 6月3日作業分

2014年09月04日 12時40分48秒 | 新窯工事

旧小屋の材料は極力、新しい小屋に流用することになっているので、バールを使って古

い釘を抜いておく必要がある。また、借りている土地をお返しするのに土中に古釘が混

入したのでは申し訳ないこともあり、特に屋根の解体では注意しながらの作業が続いた。

屋根に使用していたトタン板は木酢液による酸化が進み多くは再利用できない。仮基礎

による小屋づくりなので柱が土中に埋められ、湿気の多いところは虫食いになったり、

腐ったりで別の用途に流用。

それでも大半の木材は何らかの所に使用できそうだ。

 旧炭小屋解体 6月3日作業分

    八雲町ポータルサイト 八雲ネットで桑炭会の紹介をしています。

            http://www.yakumo-net.com


新炭窯工事、安全祈願(5/29)

2014年09月03日 19時02分56秒 | 新窯工事

桑炭会にとっては大事業の炭窯工事、写真にビデオに、と沢山の記録を残そうとしてい

る。カメラマンにそうしたことの素養がある訳ではないからただただ脈略のない写真や

ビデオのオンパレードになりそう。それをきちんと体系づけて整理されればいいが、そ

れも素養と根性の問題で儘ならず小出しの記録をブログに載せておけば備忘録になり、

またパソコンが故障してもデータのバックアップにもなり得るから、せっせとアップし

ておくことにした。

先般は写真を時系列に紹介したので今回から暫く細切れビデオを投稿するので暇のあ

人はお付き合いを・・・・・・・

 

新炭窯工事、安全祈願(5/29)

 

 

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