宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

初めてのオンライン授業

2021-02-06 19:18:17 | 茶道
世の中コロナ禍以来、オンライン会議やら、オンライン授業、オンライン稽古・・・等オンラインばやりです。
私も初めてオンライン授業を受けてみました。

「裏千家茶道 オンライン茶道学」です。


夕食後何気なく徒然日記様のブログを見ていましたら、茶道のオンライン講義の記事があり読みました。早速ログインしてお家元の講義と業躰先生の講義を続けて受けました。それぞれ30分づつ、約1時間の講義です。

家元は「春在一枝中」という淡々斎筆のお軸を背に掛物のことについての講義です。
まず京都の底冷えのする冬の様子を長歩きをされている経験からいろいろ話されました。
そして、背後の掛物についてのお話。掛物が茶道では大切でこれを中心にお道具を組み合していく事。
このお軸では梅やボケなどの枝を見て春の訪れを感じるという文言。そこであれもこれも春のものでは春でなくなってしまうので、数を絞って取り合わせる。この時箱書きで取り合わせるのはだめです。(これは当代お家元が常々言われていること)

業躰先生の講義は「茶の湯における歳時記」というテーマでの講義でした。
歳時記とは季節の移ろいをあらわすもので、二十四節季、事物・動植物、年中行事、季語等について話されました。茶の湯では季節感や年中行事、民間行事、古典、文学などの歳時記から取り合わせを考えることが良く、歳時記が大いに役立つ…というようなお話でした。

パソコンをずっと見ながらの講義…結構疲れました。
大学生の孫もこんなオンライン授業を受けているのかと思うとちょっと気の毒になりました。早くキャンパスに行ってお友達と一緒に講義を受けられるようになればいいのにと思いました。

家に居ながら受けられることは良いけれど、画面をずっと見ているので目が疲れるし・・また音声も大きくないので余計画面に近づいてしまうので疲れるのだと思います。
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江戸 三大天満宮

2021-02-04 18:12:57 | 日記
先日「湯島天満宮」に行きましたが、ネットから江戸に3天満宮があること知りました。あとの二つは「亀戸天満宮」と「平河天満宮」です。
孫の合格祈願のおかげで、行ってみたくなり、昨日「亀戸天満宮」に行きました。

まず錦糸町から沢山歩いて「亀戸天満宮」に。スマホを頼りに歩きましたが、住宅街が迫ってきたところにあります。
しかし中に入るとまるで江戸時代に入ったよう・・・藤棚あり、真っ赤な太鼓橋あり、白梅が何本も、お池もあり・・・
広重の【大江戸100景】の本にも載っていた絵そのままと言う感じで江戸情緒たっぷりです。太鼓橋を渡って本殿に。しっかりお参りをして境内を回りました。牛さんにも挨拶して、ほとんどが固いつぼみの中、一本だけ見事に沢山白い花を咲かせている梅がありました。冬至梅という種だそうです。帰りもまた錦糸町まで歩いて往復8000歩近く歩きました。

今日は「平河天満宮」に行きました。 

ここは平河町にあり、というか平河天満宮があるから町名がそうなったのですが。
地下鉄半蔵門を降り、迷いながら人に尋ねながらやっと着きました。
ここでもしっかりお参りして境内を…というところですが狭いです。寄付された牛さんが何匹か鎮座しています。
お稲荷さんもあるのですが、赤い旗がはためくそばに目立たなくしめ縄を首にかけた正面を向いた牛さんが座っています。多分これが古いものなのでしょう。挨拶をして、周りにはやはり梅の木が何本かありますがまだ咲いていませんでした。
広重の【大江戸100景】にはこの神社は載っていませんでした。

初めての場所に行くのはワクワク楽しいです。








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