宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

八炉の稽古

2021-02-13 18:07:13 | 茶道

久しぶりに八炉の稽古をしました。
八炉とは四畳半本勝手・逆勝手。向切本勝手・逆勝手。台目本勝手・逆勝手。隅炉本勝手・逆勝手。
小間で炉を切る場所が8か所あり、その練習稽古。そういう小間でお茶を点てる機会はめったにありませんが・・・
本勝手はお客様が亭主の右に座る茶室。逆勝手は亭主の左に座る茶室。
逆勝手では帛紗も右に付け、点前座に入る足は左から、出る足は右から。その他いろいろといつもと違うところがあり、神経を集中していないと間違えます。
本勝手の点前に慣れているところ、逆勝手になると頭と体が別々に動いてしまったりしてして考えながら点前を進めなければなりません。
また、八畳のいつもの茶室を風炉先屏風を動かしてそれ風に囲ったり、お客の席が左の逆勝手ではすごく狭くなってしまったり・・・

頭の体操的な練習でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする