茶道の稽古は炭を使います。寒い時期になると部屋を閉め切って稽古することが多いです。
お点前も濃茶ばかりか薄茶でも襖を閉めます。
そして生徒さんが大勢座っていると部屋の中の空気が悪くなり要注意です。
ですから窓を少し開けておかなければなりません。特に炭をついだ後などは注意です。
稽古の日の帰宅後に頭痛があったという生徒さんがいらっしゃいました。
私も同じことを経験しています。一酸化中毒は後になって出てくることがあるのですね。
今、行われているCOP25の会議によると、炭火も地球に一酸化炭素を出すものなので好ましくないのでしょう。
地球の気候変動はグレタさんが発信して以来、世界の皆が大変だと気が付くようになりました。
茶道は炭が欠かせないものなので困ったことです。
copの影響で炭焼きも段々減ってくるかもしれません。
先回ブログに書きましたが茶筅を作る職人さんが減ってきていると聞きました。着物も着る方も減ってきて呉服業界も減っています。和菓子も西洋菓子に押され気味。畳の部屋も減って、茶道周辺の環境が変化しつつあることに少々心配。
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