宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

還暦茶会

2023-06-08 15:36:44 | 茶道
生徒さんから還暦茶会のご案内を頂き、昨日行われました。
世田谷の松本記念音楽迎賓館でです。勾配のあるお庭も樹木が豊か、池には鯉がいて、本格的の茶室もあります。
今回はお庭をのぞむ立礼のお部屋で行われました。
社中の方も水屋でお手伝い、緊張の中にもお薄点前が始まりました。お菓子はお誂えの干支の兎がデザインされた練り切り。柑橘類の酸味もある爽やかな美味でした。
私は正客でご亭主思い入れのお茶碗でふわっとしたお薄を美味しく頂きました。
ご亭主は多趣味でウクレレやフラダンスも習われています。今日はその先生がたもお招きしてご披露されました。
フラダンスはテーマのお話があり、それを体現するダンスです。”宇宙の循環”のお話で、偶然今日のお軸「〇」円相と響きあうものでした。
まじかでウクレレの演奏にあわせて、にこやかに指先 つま先いっぱいに体全体で体現されたダンスは素晴らしかったです。
最後にご亭主もウクレレを弾かれて 皆で竹内まりあの「人生の扉」や「やさしさに包まれたなら」を歌いました。
最後に菊乃井のお弁当を頂き、とても盛りだくさんの楽しい還暦茶会でした。
こういうお茶会は初めてでしたが ご亭主の素晴らしいご趣向であったと思いました。

帰りには音楽迎賓館内を館の方にいろいろ案内していただきました。
チェンバロやパイプオルガンの部屋では練習されていた方から細かく説明を受けチェンバロのキーにも触れてみたりし、なかなか経験できない事でした。


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