宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

着物と帯のめぐり合わせ

2018-03-03 14:54:54 | 茶道


今日の稽古での着物です。
この着物、実は母方の亡き祖母からのおさがりです。
そして帯は主人の亡き母からのおさがり。

祖母が着ていた着物に義母の締めていた帯を、孫であり、嫁である私がまとっている…
何だかこういうめぐり合わせ、不思議な感じがします。
着物も帯もびっくりしているのではないかと‥

ちなみに祖母は高山で茶道の先生をしていて、私が茶道を始めるきっかけを作ってくれました。
義母は富山で藪ノ内流茶道をしていましたが、東京で隣に住むようになって73歳で 私の茶道教室に入って下さって80歳近くまでお稽古をされ、お茶会でお点前もしてくださった方です。
この帯を締めて稽古にいらしてたお姿が浮かびます。


着物・帯は大事にすれば、代々受け継ぐことが出来るものですね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 入子点 | トップ | 花粉症 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

茶道」カテゴリの最新記事