おとといのブログで「心の塵」を払うという意味で、帛紗の清めの捌きは左側ですることが納得できたと書きました。
果たして「心の塵」を払うとはどういうことだろう?とふと思いました。
理屈を実践することは大変です。
ちょっと一人点前をしてみました。茶入れを清める前に左側の方で四方捌き、清め捌きをしました。
心の塵を払う…雑念を払う?…難しいです。いろいろ現実のことが頭いっぱいにあれこれ出てきて雑念を払うどころか湧いてきます。理屈と現実に大きなへだたりが…。
再び やってみます。
今度は「美味しい濃茶が練られますように」と念じながら濃茶を練るイメージを頑張って作って、四方捌き、東・西・南・北と帛紗を緩めたり張ったりしてみました。
今度は少し近づいた気がしました。
つまり濃茶を上手に練ることができるよう気持ちを集中させる。お茶のことだけ考える事が「心の塵」を払う一つの事象なのかと思います。
「心の塵」を払うとは、お茶を練ることに気持ちを集中させること!!!
私なりの結論です。
しかし難しいです。
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