宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

茶事の準備

2017-06-06 18:34:23 | 茶道
久し振りに茶事をすることにしました。
亭主で茶事ができるのもあと何年?・・・と思ったとたん 出来るうちにしようと考え、上級者の方3人お招きする事にしました。

思い立ったが吉日、皆様のよい日取りを聞いてお手紙を出しました。

どういう紙でどのように書こうかいろいろ考えをめぐらします。案内の前に和歌を書こうと思い付き、どの和歌が良いか考えます。今まで書道の稽古で書いた百人一首のなかから季節に合ったものを選びました。
何回か練習して3通書き上げ、きれいな切手を貼って投函。
いろいろ考えをめぐらすのが楽しく、お客様が開封した時のお顔を想像しながら楽しく書くことができました。


今日までに皆様から丁寧なお手紙が届きました。一生懸命筆で書かれた心のこもったお手紙で、とても嬉しく、「頑張ろう!」という気持ちが沸き上がってきます。
メールでやり取りをする時代に、なかなか気の張った手紙を書く機会も若い方にはないかと思います。


手紙は出す時も受け取った時も嬉しいものです。

さあ、これから懐石の事や道具組、趣向などいろいろ考えを最終的にまとめることになります。
こういう作業もとても楽しいもので、亭主冥利に尽きることなのでしょう。
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