宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

森光子さんと 千嘉代子夫人

2017-11-03 17:30:36 | 茶道

昨日の朝日新聞夕刊の「都ものがたり 京都」の記事です。

今は亡き森光子さん(2012・11・10没)は、裏千家大宗匠の母、嘉代子夫人を《母》と慕っていらしたという話です。

いっとき森光子さんは縁があって嘉代子夫人の秘書をされていたそうです。
森光子さんは13歳で母を亡くしたので嘉代子夫人に母の温かさを求めたのではということです。
嘉代子夫人も大変かわいがって着物の品のある着こなし方や、礼儀作法を教えたそうです。
大宗匠は「このことが大女優への芸の道に役立った」とおっしゃっています。

そういえば、テレビでトーク番組や司会をされていた森光子さんは、着物をはんなりと召されて、言葉も正しく、丁寧で品格のあるお話しぶりでした。
やはり茶道家元夫人のお仕込みがあったのですね。

森光子さんのような素敵なお話し方をされる方、だんだん減ってきているようです。
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