宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

七夕の点前

2024-07-06 15:38:16 | 茶道

明日が七夕なのでその設えで稽古をしました。
軸は和漢朗詠集の七夕の和歌・留精棚にカササギ絵の茶碗と銀河ガラス薄器。
カササギ達が天の川に羽を広げて舟橋のようにして、織姫と彦星を逢わせたという伝説があります。

そののち、釣瓶水指を使って洗い茶巾の稽古と、流し点の稽古をしました。

最後には4人で花月もしました。4人なので全員 役が周りお薄頂きお点前をしました。
乞い札の場面も何回か…その稽古にもなりました。
平花月は皆様とても慣れてきてササっと出来ました。
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雑感

2024-07-06 13:53:35 | 日記
主人が亡くなって5年経ちました。
一人の生活は気兼ねなくマイペースで過ごせるのでそれもまた良いと思って過ごしてきました。
しかし、何かにつけ「あー主人が生きていたらなー」と思ってしまいます。

TVで海外であれ国内であれ昔行ったことがある場所が出ると、「行った行った!わね」と共感してくれる人が欲しいのです。
又、美術鑑賞が趣味であったので、見たことがある絵画や美術館などが出ると「この絵見たわね」「あの美術館遠かったわね」等話す相手が欲しいのです。そんな時は主人の写真に向かって語り掛けますが、一方通行でしかありません。

50年も一緒に過ごしてきたので共通する思い出は沢山あります。それを語り合う相手がもういないことが悲しいのです。私も歳をとってきたからそう思うのかもしれませんが。

しかしそんなとき思うのです。
母も義理の母も祖母もそれぞれの夫に先立たれて10年や20年も一人の生活をクリアしてきていることを。
そう思うことで みんな頑張って一人暮らしをクリアしてきたのだから私も頑張らなくっちゃと自分に喝を入れます。
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