宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

旧岩崎庭園へ

2022-10-11 19:02:35 | 日記

久しぶりの秋晴れの日、友人と旧岩崎庭園に行きました。

コンドル設計の木造建物です。外観は西洋風ですが木造というのがびっくりです。
岩崎弥太郎の長男、久弥が邸宅として建てたもの。広い敷地だったそうですが今はその三分の一になってしまったと言いますが、広ーい芝生の庭があります。

中は銘木がふんだんに使われていて各部屋の天井の木組みがそれぞれ違っていて床の木組みも凝っています。装飾柱が二本、階段の手すりもこまかい彫刻が施されています。階段も浮いているような造り、金唐紙の壁紙の部屋もあり、洋館なのですが木造のせいか落ち着いた雰囲気です。二階には広いベランダがあり、そこに10本のイオニア式の柱があります。
高齢のガイドの方がいろいろ説明して下さり良く分かりました。

西洋館続きに和館があり、そこは畳の部屋が三室。その一部屋ではちょっとした飲み物が頂けます。小岩井農場(ここも岩崎家が作ったそう)からのチーズケーキと私は紅茶、友人は抹茶を頂きました。

岩崎家は各所に立派な邸宅・別荘、農場をつくり、三菱財閥のすごさを感じました。

コメント
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