今年は戌年。玄関の棚に犬飾りをしています。
その中でもビクター犬には思い出があります。小学生のころ父がクラシック音楽が好きで、ビクターの蓄音機を買いました。その時についてきたのがこの犬。
蓄音機の傍にいつも置いてありました。その後ステレオにした時もその上に飾られていました。
結婚するとき、何となくこの犬が気に入っていたので持ってきました。
この犬 《主人の声 His master's voice》という題の付いた絵画に描かれていたそうです。画家のお兄さんである飼い主の死後 蓄音機から聞こえるご主人の声に耳を傾けていたという実話。
なにか《忠犬ハチ公》と響き合うものがあります。