白雲去来

蜷川正大の日々是口実

根本監督の「入院顛末記」。

2018-07-01 09:12:42 | 日記
六月二十九日(金)晴れ。

連日暑い、暑いと辟易していたら、何と今日「梅雨明け」宣言が出た。これから、びっしりと二ケ月猛暑の日々が続くと思うと、うんざりする。朝は、生卵、シラス、小納豆、青さの味噌汁。昼は抜いた。夜は、友人らと中華街の「安記」から「サリーズ・バー」へ。

群青忌の映像でお世話になっている、映画監督の根本順善さんが、以前、入院していると言うことを聞いていた。何の病気かと心配していたが、入院の「顛末」という原稿が送られてきた。それによると、

「まだ冬の真っ最中だった二月十五日、下北沢の北沢八幡の参集殿で行われた立川談四楼師匠の落語独演会に行ったとき、道の途中で転倒し、そのまま稲城市立病院へ入院。四月二十二日に多摩川病院へ転院して、六月八日に退院した。第一腰椎の圧迫骨折だった。ほぼ三ヶ月半の入院だったが、入院当初の四日間は絶体安静で、俳人の正岡子規ではないが、起きて半畳、寝て一畳の状態。しかもこちらは寝たきりなので、朝昼晩の三度の食事から排尿排便まで一切がベッドの上。しかも週一回の入浴もベッドを専用のものに移しかえられて湯舟に浸される。いちばんの屈辱は、もはや排尿しか役立たなくなったがわ一物も、『そこだけは自分で洗う』と言うと、『手を出さないで、私たちの仕事ですから』と拒否され、ただ木偶のように手も足も出せない状態だった。」

面白可笑しく書いているが、さぞ大変だったに違いあるまい。根本監督の「粗忽物の入院雑記」は、『燃えよ祖国』の次号に掲載予定である。退院してリハビリ中とのことだが、一日も早いご快癒を祈る次第です。

夜は、事務所で打ち合わせの後に、友人らと中華街へ。「安記」でしばらく飲んでから、サリーの店へ。十時過ぎに帰宅。
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