白雲去来

蜷川正大の日々是口実

マラケシュ迷路。

2023-09-13 16:03:48 | 日記

9月8日(金)雨。

朝食は、ぶどうパン二枚。昼は「五島うどん」。夜は、餃子、チキンステーキ、ナスと豚肉のオイスターソース炒め。お供は、「黒霧島」。群青の会の大熊雄次氏が帯状疱疹に罹ったとのことで、慌ててかかりつけの病院で予防接種を受けた。大熊氏によれば、とても痛いとのこと。群青忌が近いので、一日も早いご快癒を。

昨日に続いてモロッコの話。私が野村先生のお供をしてモロッコへ行ったのは、先生が自決なされる二ヵ月前の平成五(1993)年の8月のこと。マドリッドで三泊してからモロッコへ。カサブランカについてすぐにラバトという街へ向かった。ここに一泊してからメクネス、フェズへ。ラバトからフェズまでは二四〇キロも走った。そしてフェズからマラケシュまでの移動は四九五キロ。マラケシュに一泊してから、カサブランカに戻った。この間は二二〇キロ。モロッコの旅は、移動の距離が長かった。という印象が強い。

先日、その旅を記録した「八mビデオテープ」を見た。再生機を使うのは随分と久しぶりなので、動くか心配だったが、大丈夫だった。映像は、素人の私が撮ったので、手振れやピンボケの部分も多いが、編集機能のあるソフトを使えば、何とかなるだろう。お元気だった先生はもとより、テープ四本分に映ったモロッコの街並み。ラバトの「ハッサンの塔」、「ムハメド五世廟」、メクネスの街、遥かなサハラ砂漠の入り口の街、マラケシュ。有名なジャマ・エル・フナ広場の雑踏。港町のカサブランカ・・・。一度入り込んだら案内人無しでは、外に出れないと言われている城壁に囲まれた旧市街(メディナ)など、今回の地震で随分と被害が出ているという。松田聖子さんの歌に「マラケシュ」というものがある。「Marrakech 高い塔に蒼い月が上るわ 絨毯に寝転び いい夢見なさい」という歌詞がリフレーンされる。野村先生と歩いたあの街は大丈夫なのだろうか。※マラケシュのジャマ・エル・フナ広場にて。

 

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