白雲去来

蜷川正大の日々是口実

今日は巴里祭か。

2024-07-15 12:56:53 | 日記

7月14日(日)雨のち曇り。

夜は久しぶりに馴染みのイタ飯の「オアジ」へ。佐伯さん夫妻が私の快気祝いと言うことでご招待して頂いた。マスター―の三ちゃんの美味しい料理を堪能。まだ体力が完全ではないのか、ちょっと疲れて8時にお暇した。帰宅後に、ユーチューブで「帝銀事件」を見た。そういえば犯人とされた平沢貞道の弁護人は、野村先生とご縁のあった遠藤誠先生だったことを思い出した。

1789年の今日、政治犯が入れられていたバスチーユ監獄をパリの民衆が襲い、当時の国王ルイ16世の治世に反対していた民衆が決起した、いわゆる「フランス革命記念日」。通称「巴里祭」。この名称は、映画「7月14日祭」を日本で上映するときに「巴里祭」と訳したことから、この言葉が一般的になったとのこと。

パリには、もう32年前の平成4年の9月に野村先生のお供をして訪れたことがある。本当は、ローマ、シチリアの旅だったが、私が無理を言って旅の最後のコースにパリを入れて貰ったのだ。泊まったホテルは、映画「真昼の情事」の舞台になった「オテル・リッツ」。ダイアナさんが亡くなられた折に泊まっていたホテルとしても有名。

旅の記念にと、セーヌにかかる橋、「ポンヌフ」で先生のインタビュービデオを撮った。セーヌ下り、ベルサイユ宮殿、エッフェル塔、バスチーユ監獄・・・。シャンゼリゼに面したナイトクラブ、「リド」で見た素晴らしいショー。その帰りに、クラリネットとアコーディオンでパリの「流し」が演奏した「巴里の空の下」を聞いたことが忘れられない。時折、その曲を聞くと、その時のことが克明に蘇ってくる。そして今年のオリンピックは100年ぶりにパリにて開催される。※写真は、1992年9月、パリのオテル・リッツにて。私は41歳だった。


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