白雲去来

蜷川正大の日々是口実

もう7月か。雨の日の空は暗し。

2024-07-02 09:26:56 | 日記

7月1日(月)雨。

線状降水帯が近くにあるとかで、雨足が強い。手術からちょうど一週間。くしゃみをしても痛かった傷も随分と良くなった。朝食は、白菜、もやし、人参を入れて鶏ガラスープの素を使った「野菜スープ」に「つた金」の焼きのりで「梅干しのおにぎり」一個。昼は抜いた。夜は、ところてん、鶏肉の煮物。もやしのナムル。酒は飲まず。

「ところてん」は漢字で「心太」と書く。調べてみたら、『ところてんは天草を煮溶かし、これによって出来る寒天質を冷まして固めたものを、天突きと呼ばれる道具で突いて作った食品です。 心太という漢字をところてんと読むのには、この原料の天草と大きく関係があります。 天草が煮凝る様子を、漢字で凝海藻(こるも)と表し、「凝」の語源が「心」であることからこの漢字が使われるようになりました。 また、「太」は天草の茎が太いことからこの漢字が取られ、2つの漢字が合わさり「心太」は成り立ったと考えられています。 「こころふと」から「ところてん」に名前が変わった 天草が名前の由来である心太は、もともと漢字の訓読み通り「こころふと」と呼ばれていました』。なるほど・・・。

去る6月19日は、太宰治の命日で桜桃忌。かつて下の子供が通っている大学の近くに、太宰が入水した場所があるらしい。桜桃忌の由来は、彼の作品に「桜桃」があり、その死が偶然に桜桃の熟す頃にあたるからであるとも言われている。子供の頃は、桜桃とは「桃」のことだと思っていた。桜桃が「さくらんぼ」だと知ったのは、ずーっと後のこと。最近は、果物屋を覘くと「佐藤錦」などの名品が、一箱、一万円近くもする物もある。とても庶民の口に入るものではない。

 若い頃の話だが、果物の種、例えば、柿、枇杷、サクランボなどの種を土に埋めて、芽が出てくるのを楽しみにしたことがあるが、一度も成功したことが無かった。野村先生とパリに行った時、シャンジェリゼを歩いている時に、マロニエの実が落ちていた。ガイドさんが、「日本に持って帰って、鉢に植えたらどうですか。芽が出て育ったら、パリを思い出しますよ」と言われて、三つほど持ち帰ったが、やはり駄目だった。どうもそう言うことには不向きなのかもしれない。

 

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