白雲去来

蜷川正大の日々是口実

頭山満先生縁のお店へ。

2011-12-27 16:11:08 | インポート

十二月二十四日(土)晴れ。

 今日は、午後二時からお世話になっている本間事務所の忘年会が新宿の「玄海」にて開催されるために東京行き。

 

 「鳥の水炊き」で有名な「玄海」は、今はなくなってしまった厚生年金会館のすぐ近くにある。私が初めてこのお店に来たのはもう三十年くらい前の事だ。確か亡くなられた松本効三先生に連れてこられたという記憶がある。まだ高校生だった玄洋社の平岡浩太郎の曾孫の田中健之氏を松本先生が連れてこられた。

 

 「玄海」は、頭山満先生の関係したお店で、当時は、頭山満先生が揮毫した「玄海」の文字のあるお皿を使っていて、それが欲しくて仕方がなかった。そんな訳で、民族派には良く利用されていた。忘れられないのは、昭和六十二年の一月十二日に、大日本赤誠会の笠原正敏さんの忘年会が催され、野村先生から、顔を出すように言われたが、翌日の決起を控えて、もし「酒の勢いで」などと言われたら、面子にかかわるので、欠席したことを思い出す。その日の夜、東京に大雪が降った。

 

 値段も余り安くないが、鳥のスープを使った「水炊き」は絶品だった。しかし、何年か前に花房東洋先輩の激励会がそのお店で行われたので、久し振りに行ったが、味は変わっていなかったが、働いている仲居さんが若い人に代わり、人数も少なく、サービスが殆どなっていなかった。鍋のスープが煮えたぎって焦げていても、何一つしようとはしない。忙しいのは分かるが、そんなことは客には関係がない。以来、よほど親しい人から誘われても、行かないようにしていた。今回は・・・。あまり変わっていなかった。まあ、そんなサービスよりも、親しい人たちとの酒席が楽しかったので、料理よりも、人に酔った。

 

 二次会は、犬塚氏に誘われて、歌舞伎町の居酒屋に入った。昼間の酒が効いてヘロヘロになって帰宅した。

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