十人組手。
それはフルコンタクトの空手家が黒帯になるのに、避けて通れない試練です。
昇段試験の一部として課され、最大の鬼門となります。
うちの流派の場合は、昇段受験者は1分×10ラウンドの組手を行います。
条件がよければ、相手役の黒帯、茶帯も10人揃います。
つまり受験者は、生きのよい10人と1分ずつ連続して闘わなければならないのです。
当然のことですが、後の方になるとスタミナも切れてくる上に、ダメージも蓄積するので動けなくなってきます。
今回僕は、昇級、昇段を受験する選手達の応援に行ってきたのです。
さて、昇段には他支部の若い女性も挑戦していました。
さすがに茶帯、体も柔らかくて蹴りがメチャクチャに上手い。
「始めー!」
審判の号令でついに十人組手スタートです。
3人目...
4人目...
5人目...
人数を重ねるごとに、彼女の動きがだんだん落ちてきます。
それに対し、怒濤の攻めを見せる相手選手達。
「まだ大丈夫だ、がんばれー!!」
僕は心の中で必死に叫びました。
声に出すと、それと同時に涙までこぼれ落ちそうだったからです。
8人目...
9人目...
明らかに苦悶の表情で、もう見ていられません。
そしてラスト10人目。
気力を振り絞り、前蹴り、ハイキックなどで見事に応戦します。
ここでタイムアップ。
見事に十人組手を成し遂げました!
よ、よかった~(T_T)
さて、休む間もなく次はうちの道場の男の先輩が挑戦でした。
やはり重量級の闘いだけあって、迫力がすごい。
バシバシ!
ゴフゴフ!
しかしやはり、人数を経るごとに動けなくなってきます。
相手役の茶帯、黒帯も猛者ばかり。
「ファ、ファイト~!!」
また泣き出しそうになりながらも、僕は応援していました。
そして10人目も闘い、見事完遂!
汗まみれの道着が、闘いの激しさを物語っていました。
いやはや、無事に済んで本当に良かったです。
黒帯の重さを実感した一日となりました。
それはフルコンタクトの空手家が黒帯になるのに、避けて通れない試練です。
昇段試験の一部として課され、最大の鬼門となります。
うちの流派の場合は、昇段受験者は1分×10ラウンドの組手を行います。
条件がよければ、相手役の黒帯、茶帯も10人揃います。
つまり受験者は、生きのよい10人と1分ずつ連続して闘わなければならないのです。
当然のことですが、後の方になるとスタミナも切れてくる上に、ダメージも蓄積するので動けなくなってきます。
今回僕は、昇級、昇段を受験する選手達の応援に行ってきたのです。
さて、昇段には他支部の若い女性も挑戦していました。
さすがに茶帯、体も柔らかくて蹴りがメチャクチャに上手い。
「始めー!」
審判の号令でついに十人組手スタートです。
3人目...
4人目...
5人目...
人数を重ねるごとに、彼女の動きがだんだん落ちてきます。
それに対し、怒濤の攻めを見せる相手選手達。
「まだ大丈夫だ、がんばれー!!」
僕は心の中で必死に叫びました。
声に出すと、それと同時に涙までこぼれ落ちそうだったからです。
8人目...
9人目...
明らかに苦悶の表情で、もう見ていられません。
そしてラスト10人目。
気力を振り絞り、前蹴り、ハイキックなどで見事に応戦します。
ここでタイムアップ。
見事に十人組手を成し遂げました!
よ、よかった~(T_T)
さて、休む間もなく次はうちの道場の男の先輩が挑戦でした。
やはり重量級の闘いだけあって、迫力がすごい。
バシバシ!
ゴフゴフ!
しかしやはり、人数を経るごとに動けなくなってきます。
相手役の茶帯、黒帯も猛者ばかり。
「ファ、ファイト~!!」
また泣き出しそうになりながらも、僕は応援していました。
そして10人目も闘い、見事完遂!
汗まみれの道着が、闘いの激しさを物語っていました。
いやはや、無事に済んで本当に良かったです。
黒帯の重さを実感した一日となりました。