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あるがままに、心のままに

古代、奈良の都にペルシャ人の役人

2016-10-06 19:24:30 | 日記
自分が役人だったので、役人の事を書いた記事に目が行きやすい。
平城宮跡の出土品の木簡を調査したら、奈良の都にペルシャ人の役人がいたことが解った旨、新聞のコラム記事にあった。
トゥーランドットの野外公演を見に行ってから何かと気になる平城京で、シルクロードの終着地となれば、ペルシャ人が流れ流れて移り住んで政府の役人になっても不思議ではない。遣唐留学生でその地の役人になった阿倍仲麻呂もいたし、古代のの国際都市奈良の政府が外国人を役人に取り立てて、外国の文化の吸収と交流を図ったエネルギーには感嘆と興味深いものを感じる。
仲麻呂が彼の地から故郷を思い詠める詩が百人一種にある「天の原 ふりさけ見れば春日なる 三笠に山に出(い)でし月かも」望郷の歌であるが、私としては「三笠の山」は「どら焼き」のイメージが一番で、三笠の山を見ずして、どら焼きを賞味するのは申し訳ないが、どら焼きは、古代に銅鑼の上で粉末粉を焼いたのが元祖で、それではどら焼きを頂くことは、時を経て天平の恩恵を今に享受すること。
そんなわけで、実家の留守番で、母と二人、古代に思いを馳せながら、どや焼きのおやつで珈琲タイムでした。
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