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あるがままに、心のままに

バイロイト詣での値上げでびっくり

2024-03-27 19:19:13 | 旅行
ある旅行業者から夏のヨーロッパ音楽祭のパンフィレットが届きました。コロナ禍で久しくこの手の通知が途絶えていたので、約4年ぶりです。
夫は海外旅行は2019年で、その後コロナ禍で打ち止め状態です。私は母の介護も有り、2007年以来日本から出ずでした。
2007年と言えば、二人で4回訪れたバイロイト詣での直近の年でした。それ以降バイロイト詣でにご縁がありません。
その2007年のバイロイト詣での費用は、一人分で、オペラチケット代20万、ホテルと飛行機で60万、食事、土産諸雑費合計で約100万でした。
ところが、今回の費用は、8拍9日のホテルとエコノミークラス利用の旅行代金110万、チケット代82万、サーチヤージ約8万で、それだけで200万です。17年たっているとは言え、驚きの2倍の値上げです。これでは「お呼び出ない」です。宝くじでも当たらないと。

また、今年は強行軍です。以前はミュンヘン経由ニュルンベルグまで往復飛行機、今年のはミュンヘンからバイロイトまで片道3時間半のバス移動でかったるいものです。
オペラの内容も、今年は第3チクルスで8月下旬の天候の悪い時期です。また「指輪」の新演出ではありません。ヨーロッパも物価高で、条件が良くないのも理解できますが、まあお粗末です。
ついでに、コロナ禍の不況で、ホテルも人手不足でバスからバスタブを撤去したホテルもほとんどだそうです。どっぷり浸かるお風呂好きな私にはしんどいです。

それで、過去の楽しく快適だったバイロイト詣で(1995年、2000年、2004年、2007年)の思い出を掘り起こし、旅した気分に浸るだけで楽しみましょう。

ザルツブルグ、グラインドボーンや他の都市もチケット代こそ、法外な値段は付きませんが、予行費用は100万越えが当たり前になっています。それらも「お呼び出ない」です。何しろ、現役時代と違います。こんな音楽ツアーは引退です。この音楽ツアー専門旅行社は、単に昔の顧客に案内を送っていますが、我々は当時は若人の部類なので、先輩客はご他界されていらっしゃる方もおられるだろうし、どの程度収益を見込んでいるか気になります。
まあ、もっている人はもっている、それなりに客は集るのでしょうね。
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大谷祖廟への京都の旅のあれこれ2

2023-06-04 21:59:39 | 旅行


2日目は、ホテルからタクシーで東本願寺へ。寝不足で朝からお疲れの私は、御影門の脇の休憩所で扱っているお土産物見ながら、休憩をしていました。
妹が、京都タワーがお寺とちょうど並ぶ感じのローソクのように見えるとて、駅から近いので歩こうとなりました。確か以前父母と駅まで歩いてから何年たったのでしょう。以前と条件が違いますね。
ましてや。混雑の中、信号待ちを繰り返し歩くのは気分も良くないです。
お寺の前から、京大レストランを目指してタクシー、昼食後銀閣へ、その後他のお寺を参って駅までタクシーが良かったかも。

歩いているうちにお昼時間となり、どこかの交差点で夫が珈琲館を見つけて覗いてみようとて入ってしまった。少しまたされたけれど奥の端の席に座った。おっととさんはホットケーキと飲み物、私と妹はナポリタンとミニサラダと飲み物、全国チェーンのメニューでした。せっかく京都に来たのにね。芸の無い話しでした。
この店でもコロナ禍後の人手不足のようで、客の横で店長がこれから採用予定の面接をやっていました。我々の食事の間に2人ぐらいいたかな。

食後におっととさんが朝にホテルロビーで入手したパンフをを見て。青紅葉の永観堂に行こうとの提案で、タクシーを拾いいもしたが、どれも実車で、タクシー自体がまだ少ないようです。やっと拾ったら間違っておろされたり。わたしもぽかで、八坂タクシーの番号を携帯に入れたのを忘れてました。
まあなんとか拾えて、永観堂に着きました。

  御朱印とパンフレットと位置を示す地図のフォトモンタージュです。

御朱印を頂いて、阿弥陀様の見返りを今更ながら改めてな納得です。「永観、遅し」と顧みて見守る慈愛あるお心とお姿です。単なる振り向きではありませんね。この年になって、解ってきました。像を造る段階で、お首を入れたら曲がって着いてしまったとか、考えたことがありました。
阿弥陀堂にお参りに行く途中にはエレベーターも設置されていましたが、寄る年波でお寺参りの大儀さを感じて、多宝塔にはお参りしませんでした。多宝塔からの京都一望は望めませんでした。
青紅葉はすがすがしく美しく、心洗われるようでした。
帰りは門前でガードマンさんがタクシーを呼び止めてくださって、京都駅八条口へ向かいました。

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大谷祖廟への京都の旅のあれこれ1(ホテルと食事編)

2023-05-30 11:19:34 | 旅行
まず、行きも帰りも我が町の駅から乗り換え無しで、新横浜駅へアクセス出来たのには感激しました。便利便利、これで京都への新幹線の旅も心弾みます。
3人なので、ABCの座席で、隣に他人が座ることなく、気分ゆったりでした。

往路の待合室で、10時のおやつ用にメロンパンとホットコーヒーをスイカ(SUICA)で購入しましたが、車内販売の回数はむかしのままで何回も来ました。購入者も何人かいましたね。
早起きで朝食がいつも早朝にとる妹は、京都到着後の昼食まで待てないので、パンの他におにぎりとおかずの弁当を作ってきました。

京都到着後の昼食は,京都大学時計台のフレンチか,駅構内の蕎麦屋「松葉」といつもの通りの2候補を考えていましたが、今回は13時30分までに大谷祖廟に行かねばならぬので,「松葉」でした。
私は天丼と温かい蕎麦セットを頼みましたが、天丼のかけ汁と,蕎麦のつゆの薄さには,どうも関西風で醤油好みの私には,いつも通り物足りなくて少し残しました。

その後、夕食までは先の記事に書いたとおりです。
お泊まりは,おっととさんが「静かだから」とお気に入りの堀川5条の「京都東急ホテル」です。
以前TVドラマの「浅見光彦シリーズ」主演だった榎木孝明さんが「泊まりは5条堀川の東急ホテルです。」のせりふが印象的でした。我が家的には,オークラ、ブライトン、都、リーガ、ハイアット、全日空、グランヴィアなど京都では色々なホテルを利用しましたが、東急ホテルが一番多いようです。
地図上では西本願寺の隣なので、今回おっととさんは朝食後に散歩に行ったくらいす。

さて夕食ですが、お目当ての館内「たん熊北店」が月曜夜休みでした。夕方ケーキを食べたので、
妹はお腹いっぱい、おっととさんは7時頃でないと食べられないとて、館内のレストラン「風花」で旅先にしては遅い夕食となりました。二人ともコース料理は食べられそうもなく、アラカルトでした。

私はシュリンプカレー、スープ、サラダ、ドリンク付き  

おっととさんはシーフードスパゲティ、お好みグラスワイン2杯付き  

外国人サイズで、大盛りでした。欧米からの団体さんは夜遅く付くのか、レストランを利用しないのか、がらがらで貸し切りみたいでした。風流な中庭に面した席で、二人横並びで庭を眺めながら
京都の夜のご飯でした。少し離れた対面のバーには、やはり中庭を長めながらのお客が少しいました。

さて朝食です。たん熊北店で和定食です。    写真を取り損ねたので、入り口の案内を写真にしました。

ご飯は白米の他に、くずあんが付いたおかゆも選べます。野菜の炊き合わせ、だし巻き卵と鮭鮭焼以外は辛いようでした。日本人の泊まり客が少ないせいか、がらがらでした。
ところが、帰りにロビーを横切ると、欧米人の団体さんがレストランに長蛇の列でした。宅配屋さんの前はスーツケースが並び、海外旅行の朝の風景を思い出しました。

突然ですが    横高のデパ地下で売っている美濃吉の高台寺弁当です。

今回の旅では京料理のご縁がなかったので、リベンジではないですが、旅から帰って何日か後の夕食でいただきました。(旅のあれこれその2でまだ、続きます。後ほど)
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オペラのついでのミニトリップ(完結編)

2016-09-29 18:38:42 | 旅行
 写真の地図は事前に送られてきた宿のパンフを開いたもので、チェックイン時にもらった館内図で泊まった部屋のマーキングがしてありました。バックの包装紙は、荷物を宅配(かんぽの宿なので、当然ゆうパック)にしたときに、中に覆ってありました。親切丁寧なサービスです。今までに、どこのホテルで出してもこんなサービスは見たことがないです。平城宮跡のすぐ西側にあり、オペラ会場には至近の宿です。最寄りの駅は近鉄大和西大寺駅で、西ノ京へも南に二駅です。宿への送迎バスのサービスもあります。宿と言ってもホテル形式で、全てセルフです。フロント係員さんは素朴で一生懸命やっている感じが伝わってきます。夕食のオーダーストップが8時半で9時終了で、オペラが跳ねる時刻が天気の具合によっては不明なので、夕食を取れない事情を話しておいたら、前日になって電話をくれて、10時まで延長する旨知らせてきたので、遅い夕食の時刻であるため、シニアコースを仮契約して当日に相談することにした。フロント係さんは、間に合いそうでもそうでなくても連絡されたいとのことなので、会場の休憩時間に最終の返事を入れて、シニアコースをいただいた。バストイレ付き洋室ツインで11000円、朝食のみだと7195円(いずれも一人代金)です。飛鳥ナベ(鳥の水炊き)や豚の石焼きがメインディッシュで、お造り、煮物、天ぷら、ご飯、お吸い物、デザートの定番コースでした。安価ですね。意外に広い部屋で、清潔、入り口の照明はセンサーで、アメニティグッズはフロント脇で各自必要分を持って行くなど、合理的で人件費を抑えて、無駄を省いて安い宿泊を提供するやり方には賛成です。近鉄奈良駅にも東に二駅の立地条件もいいので、今後の定宿にしてみむとするなりです。今回雨の中を帰ってくるのに、ここに泊まってよかったと実感しました。温泉大浴場も露天風呂もあり、おっととさんは夜中にお風呂に入りに行きました。風邪引きの私は、部屋から出るのがおっくうなのと湯冷めを心配して、部屋風呂を使用しました。

  東大寺の法華堂(3月堂)が前回訪れたときに入れなかったので、翌日の午前中に寄ろうとのおっととさんの提案で、不空羂索観世音菩薩を見てきました。4天王も戒壇院のとは違った良さがあります。堂内は撮影禁止。お堂を出たところでゆったり歩く鹿ちゃんと遭遇。今回お菓子を持ち歩かないでよかった。紙袋などに入れて持っていると、ガリガリと噛んできます。以前、鹿にいたずらした女の子を追いかけて、前足でその子のおしりを何度も叩いていました。おとなしそうな顔をしていても、猛獣に変身する時があるものと、それら以来認識を新たにしています。その後も徒歩で東大寺の鏡池横に出て、東大寺ミュージアムのカフェで珈琲タイムです。写真の遣唐使船は、今回の祭のための作品だと、横浜に帰った後の日曜美術館の放映で知りました。

     抹茶バウムは二切れのセットですが、煎茶セットを頼んだおっととさんには和菓子セットだったため、一切れあげた次第です。このあと、タクシーで近鉄奈良へ、往路と同じく車窓から第一次大極殿を眺めながら京都へと帰路につきました。

さて、短いながらも京都編どす。今回は1泊二日で、京都は乗り換えだけになってもた。奈良を早めに発って、大谷祖廟にお参りするつもりかて、奈良の散策に時間を費やしてもた。遅い昼食を京都でのんびり取って、その後の土産物屋を覗いている間に、16時過ぎの新幹線の時刻になってもた。旅の前に横浜の菩提寺の墓参りを済ませていたことで、今回の祖廟参りをスルーしたの言い訳になるよて、年内にもう一度ぐらいは京都奈良に旅しようと思いますよて、それまでご容赦願いまひょ。

 京都グランビアホテル15階のイタリアン「ラ・リサータ」から烏丸方面を望む。以前は15階はステーキが主のスカイラウンジ「サザンコート」が、だだっぴろかったが、いつかしら、5分割してイタリアン、フレンチ、チャイニーズなどのレストランが開店してます。ランチタイムもラストオーダー前に駆け込んだため、お客はうちらだけでも、あんじょう対応してくれはりました。そろそろディナータイムのセッティングを始めはりましたが、うちらにきい使うて隣のテーブルはそのまんま。数種類のアンティパストとパスタ、繊細に凝っていて見た目も美しいデザート、飲み物付きで、税サ込みで2200円はリーズナブル。

 廊下を隔てて反対側は化粧室やフレンチがあります。写真は八条口方面にある、京都タワーです。

 ホテルの中三階にあるガラス張りの回廊から、京都駅烏丸中央口を望む。中三階には、「京都吉兆」などの高級料亭の和食のレストラン街の他、セレクトショップの土産物店があり、私のお気に入りで、京都に来たときは必ず寄ります。おっととさんは西陣織のブックカバーがお目当てです。今回は、かわいい舞妓さんの絵模様の紙ナプキンを見つけました。

 烏丸中央口の反対側はサンダーバード号などが発着する、北陸金沢方面へのホームです。

以上、京都駅からレポートでした。京都駅の設計者は、我が街の相鉄文化会館の設計者で、文化会館の設計は前哨戦かな、と思うくらい、京都駅と規模は違えど似てるエレメンツを多く感じます。いつも前を通る度に興味深く楽しみなことです。


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