パリ オートクチュール春夏の2回目。
ジャン-ポールゴルチエ ゴルチエパリは、エスニックなゴージャス。スペインからエジプトに渡ったりインドへ渡ったり、ルーマニアへ、はたまたアフリカへという感じで刺繍やビーズやパッチワークなど、背負ったリュックも服の一部になっていて、どれも請ったドレスでした。
無地でひらひらと何枚か重ねたような飾りのドレスが、スタイリングも変わっていて良かった。
最後のスカートのすそから、子供たちが出て来る演出も面白かった。
ELIE SAAB エリー・サーブは、目を見張るほど繊細なビーズやレースや刺繍のうっとりするようなドレス。この上もなく豪華な作りで、ため息が出るほど。きらきらと、ガラス細工のような壊れそうな儚さも漂わせて。
無地でシルクシフォンなどを使って、ペールピンクやペールグレーなど上品な色調。
秀逸、オートクチュールらしい豪華な手仕事で、魅了した。
2シーズン目のラフ・シモンズによるクリスチャン・ディオールは、ガーデン。
ピンクの黒の線を入れたドレスが美しかった。
花の刺繍をあしらったドレスも素敵。
ドレスとスーツのアトリエが共同の作業を行ったそうで、初めての改革も。
ロングドレスにロングジャケットを着せたのは、シルエット的にどうなのかな?
JULIEN FOURNIEは、シャープな髪型、モダンにアレンジしたチャイナドレス、ボディーコンシャスで、エッジなところもあるコレクションでした。