東京・京都(東大・京大)から最新の解法や戦略を伝授します。
そもそも東大は入試問題からして暗記力や知識量を問うようなものではありません。「東大の入試問題は、『知識量』ではなく『知識の運用能力』、つまりは知識をうまく運用できるかどうかを問うものです」とは毎年の入学式で総長が語る言葉なのですが、東大は入試の段階から発想力や思考力を重視しているわけです。AIが台頭し、知識量があるだけでは太刀打ちできない時代がもうすぐそこまで迫っています。その中でも価値を発揮できる存在になるためには、「知識量」ではなく「いかに知識を活用するのか」が重要。だからこそ東大は「頭がいい」とか「記憶力がある」では受からない。東大は、合理的で論理的な思考ができ、効率的な行動をとれる人間を評価しているんです。