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上品な我が娘は男? -ロサンゼルス- 1988.3.23~25
グランドキャニオン組、自由行動組、バスツアー組等、最後の一日は数名ずつのグループに分かれての行動となった。小生はバスツアー組に入る。
ビルトモアホテル
添乗員を含む5名を乗せた大型観光バスは、今回の宿舎ロサンゼルス・ビルトモアーホテルを10時に出発。午前中はショッピングで午後は珍しい所に行こうと車内で意見が一致。
(左)チャイニーズシアター前で(ソフィア・ローレンの手形上で) (右)高級ブティックが軒を並べるロデオドライブ
ハリウッドのチャイニーズシアター、ビバリーヒルズのロデオドライブと車を進める。欧州の一流ブランド店が立ち並ぶこの界隈。予算に合うような代物はなく、西海岸らしい店員の服装を見て歩くのも楽しみの一つ。超ミニにノーブラ・Tシャツで臍だしルックの黒人のかわいい店員を相手に時間つぶしをしていると、皆さん、奥さんや娘さんにと収穫品を両手に戻ってくる。
(左)家族ずれで賑わうレドンドビーチ (右)太公望が釣り糸を垂れる桟橋には沢山のシーフードのお店が。
昼食はレドンド・ビーチへ蟹を食いに行こうと添乗員の提案で、快晴の汗ばむ陽気の海岸に移動。波の高い海岸付近は、母親に見守られながら水と戯れる子供達、上半身裸でスケートボードを楽しむ若者達、超ビキニで日光浴を楽しむ女性達、海に突出した木製のピアには両側から釣り糸をたれる太公望達と、様々な長閑な時間が流れている。
(左)韓国人の経営する「Pacific Fish Center」 (右)まずは貝のワイン蒸しから。
ピアの両脇には採れたての蟹、魚、貝等を食わせる沢山のお店が並んでいる。韓国人の経営するお店の窓際の席に腰を降ろして、貝のワイン蒸し、鮫のフライ、水槽で指定した蟹のボイルを注文する。
噂の上品なカモメ。雌なの?、それとも雄なの?
ボリュームたっぷりの皿盛で注文品が来ると、沢山のカモメが窓際の手すりに集まって来て、催促を始める。その中に上品な感じのカモメがいて、H氏がこいつは俺の娘だと言って、あまり美味しくなかった鮫のフライを優先的に与える。入替わりに次から次にカモメが催促するので、我が娘も見分けがつかない。かなりいい加減なものだが、H氏はいや、こいつに間違いない!と自信たっぷり。しかし、他のカモメが餌を貰うと怒って相手を襲う様など見ると、どうみても娘じゃなく雄じゃないの、と疑問視する声も。
我々のみならずカモメまで満腹になって、さあどうする、と皆で相談。まだ、会社の女の子に何か買わないと、と諸氏。それではメルローズ界隈に行こうと添乗員が提案。
若者の街、メルローズ界隈
ダウンタウン方面に車を走らせると、まるで異次元の世界に迷い込んだような気さえ起こさせる光景が目に飛び込んでくる。ニューウェーブかサイケデリックか知らないが、まさに若者だけが理解し合える世界が展開している。虹色に染めた髪、滅多やたらと鎖を巻きつけたファッション、ボディコンシャスな超ミニのスカート、パンツルック、大きなバストを誇示したタンクトップ姿、我々のような人種はお呼びでない雰囲気の街である。比較的おとなしいイタリアン・ファッションのお店に入って、タンクトップのTシャツ、ややミニのスカート、小生のための白いジャンパーを購入。やれやれ、これで買物も終わりだと思いきや、何の何の! バスは更に我々をDUTY FREE SHOPPERSに連れて行くのである。
メルローズファッション(参考写真)
建設省の地下空間利用調査団は、ビルトモアホテル近くのステーキハウスで最後の晩餐会をもってお開きとなったが、正に一大買出しツアーでもあった。小さな日本がそのまま米国内を移動するこのような出張は、正直もう御免である。贅沢かな?
上品な我が娘は男? -ロサンゼルス- 1988.3.23~25
グランドキャニオン組、自由行動組、バスツアー組等、最後の一日は数名ずつのグループに分かれての行動となった。小生はバスツアー組に入る。
ビルトモアホテル
添乗員を含む5名を乗せた大型観光バスは、今回の宿舎ロサンゼルス・ビルトモアーホテルを10時に出発。午前中はショッピングで午後は珍しい所に行こうと車内で意見が一致。
(左)チャイニーズシアター前で(ソフィア・ローレンの手形上で) (右)高級ブティックが軒を並べるロデオドライブ
ハリウッドのチャイニーズシアター、ビバリーヒルズのロデオドライブと車を進める。欧州の一流ブランド店が立ち並ぶこの界隈。予算に合うような代物はなく、西海岸らしい店員の服装を見て歩くのも楽しみの一つ。超ミニにノーブラ・Tシャツで臍だしルックの黒人のかわいい店員を相手に時間つぶしをしていると、皆さん、奥さんや娘さんにと収穫品を両手に戻ってくる。
(左)家族ずれで賑わうレドンドビーチ (右)太公望が釣り糸を垂れる桟橋には沢山のシーフードのお店が。
昼食はレドンド・ビーチへ蟹を食いに行こうと添乗員の提案で、快晴の汗ばむ陽気の海岸に移動。波の高い海岸付近は、母親に見守られながら水と戯れる子供達、上半身裸でスケートボードを楽しむ若者達、超ビキニで日光浴を楽しむ女性達、海に突出した木製のピアには両側から釣り糸をたれる太公望達と、様々な長閑な時間が流れている。
(左)韓国人の経営する「Pacific Fish Center」 (右)まずは貝のワイン蒸しから。
ピアの両脇には採れたての蟹、魚、貝等を食わせる沢山のお店が並んでいる。韓国人の経営するお店の窓際の席に腰を降ろして、貝のワイン蒸し、鮫のフライ、水槽で指定した蟹のボイルを注文する。
噂の上品なカモメ。雌なの?、それとも雄なの?
ボリュームたっぷりの皿盛で注文品が来ると、沢山のカモメが窓際の手すりに集まって来て、催促を始める。その中に上品な感じのカモメがいて、H氏がこいつは俺の娘だと言って、あまり美味しくなかった鮫のフライを優先的に与える。入替わりに次から次にカモメが催促するので、我が娘も見分けがつかない。かなりいい加減なものだが、H氏はいや、こいつに間違いない!と自信たっぷり。しかし、他のカモメが餌を貰うと怒って相手を襲う様など見ると、どうみても娘じゃなく雄じゃないの、と疑問視する声も。
我々のみならずカモメまで満腹になって、さあどうする、と皆で相談。まだ、会社の女の子に何か買わないと、と諸氏。それではメルローズ界隈に行こうと添乗員が提案。
若者の街、メルローズ界隈
ダウンタウン方面に車を走らせると、まるで異次元の世界に迷い込んだような気さえ起こさせる光景が目に飛び込んでくる。ニューウェーブかサイケデリックか知らないが、まさに若者だけが理解し合える世界が展開している。虹色に染めた髪、滅多やたらと鎖を巻きつけたファッション、ボディコンシャスな超ミニのスカート、パンツルック、大きなバストを誇示したタンクトップ姿、我々のような人種はお呼びでない雰囲気の街である。比較的おとなしいイタリアン・ファッションのお店に入って、タンクトップのTシャツ、ややミニのスカート、小生のための白いジャンパーを購入。やれやれ、これで買物も終わりだと思いきや、何の何の! バスは更に我々をDUTY FREE SHOPPERSに連れて行くのである。
メルローズファッション(参考写真)
建設省の地下空間利用調査団は、ビルトモアホテル近くのステーキハウスで最後の晩餐会をもってお開きとなったが、正に一大買出しツアーでもあった。小さな日本がそのまま米国内を移動するこのような出張は、正直もう御免である。贅沢かな?