ICOCA(「IC Operating Card」の略称)とは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が発行しているサイバネ規格のICカード乗車券のことです。
十束一絡げで『交通系ICカード(電子マネー)』の一つとも称されます。
現役時代の2003年11月、通勤の一部にJRを利用していたので、ICOCAが発行されるとすぐに、JRの駅でカードを発行してもらい、定期券を載せて利用していました。カードにチャージ機能があり、必要な残額があれば対応する他の交通機関を利用したり、利用可能なショップや自販機で買い物をしたりすることができます。
カードへの現金チャージや、チャージ残額を確認したりするには、どうすればよいのでしょうか。
JRなどの駅以外の場所でICOCAにチャージができるのは、コンビニエンスストアです。
全国で最も店舗数が多いとされている“セブンイレブン”に設置されている“セブン銀行”のATMが、2018年10月15日より対応しています。
自由に利用できるATMやチャージ機などで顧客対応していないコンビニでは、レジで店員に申請してチャージを行います。(この場合、買い物をして決済するのが心象的にはいいと思います。)レシートで残額が確認できます。
神戸市営地下鉄沿線に住んでいるのなら、神戸市営地下鉄の駅に行くのが手っ取り早いと思います。
神戸市営地下鉄の駅に設置してある券売機に、ICカードへのチャージ機能があります。
券売機を使ってのチャージ手順は次の通りです。
残額確認は1・2・3-1の処理を行います。
1.券売機のカード挿入箇所にICOCAを挿入
2.ディスプレイの表示が変わる
3-1.残額確認の場合は、確認後、発券機の「とりけし」ボタンを押し、カードを回収して終了
3-2.チャージ(入金)する場合は、ディスプレイの、希望のチャージ金額ボタンをタッチする
チャージ金額は、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円の中から選ぶ
(JR駅のチャージ機では、500円から入金できるようです。)
4.チャージ金額分の現金を投入
5.チャージ終了を待って、ICOCAを回収して終了
※ カード内残額が20,000円を超えるチャージはできません。
≪サイバネ規格とは≫
ICカード乗車券の規格の一つで、日本鉄道サイバネティクス協議会(cybernetics council)が制定した出改札システムの規格の俗称。
日本鉄道サイバネティクス協議会は1963年(昭和38年)に一般社団法人日本鉄道技術協会(Japan Railway Engineers' Association)に設立。1985年(昭和60年)以降は公益法人である日本鉄道技術協会に併合され、その特定部会として運営。
この協議会で策定された規格は、サイバネ規格と通称される
≪交通系ICカードとは≫
交通系ICカード全国相互利用サービスとは、日本の乗車カードのうち、非接触型ICカード方式(サイバネ規格)を採用している電子マネー機能付き乗車カードのことで、そのうち以下の11団体が発行する10種類のカード(2018年7月現在)について、乗車カード機能及び電子マネー機能を(一部例外を除き)相互に利用可能としているサービスをいう。
① Kitaka;北海道旅客鉄道(JR北海道)
② Suica;東日本旅客鉄道(JR東日本)
③ TOICA;東海旅客鉄道(JR東海)
④ ICOCA;西日本旅客鉄道(JR西日本)
⑤ SUGOCA;九州旅客鉄道(JR九州)
⑥ PASMO;株式会社パスモ
⑦ manaca;名古屋交通開発機構、株式会社エムアイシー
⑧ PiTaPa;株式会社スルッとKANSAI
⑨ はやかけん;福岡市交通局
⑩ nimoca;株式会社ニモカ(西日本鉄道)
また、電子マネー残高表示機というものもあるようです。
【関係先】
○ JREA-一般社団法人 日本鉄道技術協会
○ JRおでかけネット ICOCA
○ ニュースリリース/セブン銀行 (PDF)
Amazon.co.jp: ICOCA
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