スケルトンハウス‐きまぐれCafe

生活とビジネス

そのときの思いや状況で、いろいろなことを話し合ってきた喫茶店。きまぐれに、思いつくままに・・・

ノンアルコールビール

2012-09-29 08:09:00 | 日記・エッセイ・コラム

 ノンアルコールビールと言うか、ビールテイスト飲料と言うか、どちらでもいい。ビールの味がする、見た目もビールのような、アルコールが入っていない炭酸飲料のことで、その歴史は長く、大正末期から存在したようです。

 常に“イマイチ”と言われ続けてきた飲み物です。

 最近また、ビール各社から新製品が開発発売されたようで、その味は如何なものかと、少し興味をひかれました。“イマイチ”からどの程度脱皮し、よりビールの味に近づけたのか。はたまた、「ビールとは別の飲み物」との主張を繰り返そうとしているのか。少し気になるところでした。

 7月下旬、近所のスーパーに買物に立ち寄った時、
          ・Asahi DRY ZERO
          ・KIRIN 休む日の0.00%
          ・SAPPORO PREMIUM ALCOHOL FREE
の三種類があったので、飲み比べて見ようと思い、買って帰りました。家族でグラスに一杯ずつ分けて、試してみました。

p1000018

 我が家での評価はご覧の通りでした。

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 私なりの感想を述べるなら、
 サッポロはエビスビールに近づけようと頑張った気がしますが、後味が尾を引き、他の飲み物を飲んでも、その味を口の中で拭うことができませんでした。
 キリンはキリンラガービールに近い味を出そうと努力した感は分かりますが、少し重く、甘味料がキツイ気がします。
 評価でトップだったアサヒは、切れが良く、後口がサッパリしていて、スーパードライに近い、優れた仕上がりだと思います。

 とは言え、やはり嗜好品の範疇であるので、ビール同様、人夫々の好みにあった銘柄を選択すればいいのではないかと思います。

 ビールを飲みたいが、自動車を運転しなければならない。アルコールに弱いがビールを味わいたいなど、アルコールを体質的に受け付けない、或いはアルコールを飲んではいけない人が酒席の雰囲気を壊さないためにビールを飲んでいる振りをしたいといった人が増える傾向にあり、ノンアルコールビールの需要は今後ますます増加するのではないでしょうか。










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ウイルスバスタークラウドへのバージョンアップ

2012-09-17 17:27:03 | デジタル・インターネット

 2012年9月4日(火)、ウイルスバスタークラウドのユーザーを対象にプログラムアップデートが実施開始されました。

 詳細は、TRENDMICRO社サポート情報「ウイルスバスター クラウド プログラムアップデートのお知らせ」をご参照ください。
 また、適合OSやPCスペックについては、8月30日付けプレスリリースをご参照ください。

 それにつけても、今までのプログラム名が「ウイルスバスター2012」だったので、次は「ウイルスバスター2013」になるのだろうと、勝手に思っていたら、何と「ウイルスバスタークラウド」と、見事に裏切られてしまいました。

 Windows PCユーザーの場合、9月4日以降順次、登録しているPC起動時にタスクトレー上部にアップデートのお知らせが表示されます。

1_tmvb3

 「バージョンアップする」ボタンをクリックすると、TRENDMICRO社の「ウイルスバスター無料アップデート」のページに接続されます。

 このお知らせが届いていなくても、TRENDMICRO社のサイトに接続することで、上記のページに接続し、新バージョンのウイルスバスターを入手することができます。手順は、以下の通りです。

※お知らせが表示され、「バージョンアップする」ボタンをクリックした場合は④へ。。。

①タスクトレーのウイルスバスターのアイコンをクリックし、表示されるメニューから「メイン画面の表示」をクリック。

②メイン画面右上の「サポート情報」をクリック

2_2012

③接続されたトレンドマイクロサポートWEBのページの「無料バージョンアップ」タブをクリック

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④ウイルスバスター無料バージョンアップのページに遷移PC起動時に表示されるバージョンアップのお知らせで、〔バージョンアップする〕ボタンをクリックした時に遷移するのもこのページです。

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⑤このページを下にスクロールし、〔かんたん!インストール〕ボタンをクリック

5_vb

⑥後は、インストーラーの指示に従ってオペレーションすれば、インストールは完了します。

⑦インストール完了後、デスクトップに表示されるショートカットアイコンまたはタスクトレーに表示されるアイコンをクリックすると、新バージョンのメイン画面が表示されます。

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【トレンドマイクロ社の関連サイト】

 (1)プレスリリース2012/8/30

 (2)ウイルスバスタークラウドプログラムアップデートのお知らせ

 (3)ウイルスバスタークラウドの特徴

 (4)ウイルスバスター2012とウイルスバスタークラウドの製品仕様の違いについて


プレスリリース2012/8/30










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舞子ビラの今後は?

2012-09-08 09:15:00 | 社会・経済

 9月7日(金)、神戸市による舞子ビラの不動産及び事業等の譲渡計画推進が開始されました。

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 舞子ビラは、正式にはシーサイドホテル舞子ビラ神戸(Seaside Hotel MAIKO VILLA Kobe)といい、神戸市垂水区舞子にある素敵なシティホテルです。

 その沿革は、

 有栖川宮熾仁親王(ありすがわのみや たるひとしんのう)が1888年(明治21年)に烏崎(からさき)とも呼ばれた現在の舞子柏山に避暑で来訪。

 ここからの景勝をいたく気に入られた熾仁親王はこの地を買い上げられ、1893年(明治26年)に別邸の建設を開始、1894年(明治27年)に竣工しました。

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 その後、1917年(大正6年)に住友家へ払い下げられ、迎賓館となりました。

 1920年(大正9年)に史蹟名勝記念物指定を受けています。

 終戦直後はGHQに接収されました。
 1950年(昭和25年)にホテルトウキョウへ売却。
 1959年(昭和34年)にオリエンタルホテルが買収し、「オリエンタルホテル舞子ビラ」とし経営していました。

 1966年(昭和41年)に神戸市が買収し、「市民いこいの家 舞子ビラ」となり、市民プールや宿泊施設が建設されました。1981年(昭和56年)には8階建ての別館(現:緑風館)が建設されました。

 1995年(平成7年)1月17日(火)に発生した兵庫県南部地震、阪神・淡路大震災では施設が損壊し、本館の建設と他施設の修繕が同時に進められ、1998年(平成10年)9月に現在の経営体制(神戸市第三セクター「神戸マリンホテルズ」)で再開業されました。

 舞子ビラの概要は、

3_P1000019

 舞子公園の北東、明石海峡を望むことができる丘の上あります。

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 建物は、1998年竣工の14階建ての本館と1981年竣工の8階建ての緑風館(別館)で構成されています。

 上述したとおり、古くは皇族の私邸でしたが、1966年に神戸市が購入し、公共レジャー兼宿泊施設として営業されてきました。

 バブル期に大規模な新本館の建設が計画されましたが、その後の平成不況と阪神・淡路大震災による経済的影響から着工が遅れ、明石海峡大橋が開通した1998年の9月に「シーサイドホテル舞子ビラ神戸」として新装開業しました。

 本館は三宮や元町のシティホテルに引けをとらないほどのスケールであり、本館14階の「スカイバンケット THE HILLS」、3階の「葵」、「萩」、レストランや本館14階の「ダイニング&バー KEY WEST」、1階の「テラスレストラン サントロペ」そして一部の客室の浴室から明石海峡大橋や淡路島が展望できるように設計されています。
 また、有栖川宮別邸の庭園に植えられていた姫小松を生かすように庭園設計がなされています。

 別館は緑風館と称し、客室(和室)と宴会場・浴場が設置されています。



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 ホテルとして運営されるようになって、ブライダル事業にも注力し、新本館落成後に、庭園内にチャペルも設置されました。



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 舞子ビラは急勾配の丘陵地にあるため、徒歩利用者向けに傾斜にそって横に水平移動する「斜行エレベータ」が設置されています。このエレベータは全国的に見てもきわめて珍しい機種です。



 今後のホテル運営に関して、

 不動産部分については神戸市が1996年に旧さくら銀行(現、三井住友銀行)の信託子会社であるさくら信託銀行(現:三井住友信託銀行)を代表受託者として組成した「神戸市舞子ビラ土地信託」へ45年間土地信託を実施する民活が採用され、経営は神戸市の外郭団体である神戸マリンホテルズ株式会社(神戸市が約25%、出資)が担っています。

 この第三セクター「神戸マリンホテルズ株式会社」の経営・運営について、

 神戸市が設置した「外郭団体経営評価委員会」の2008年度報告(2009年4月公表)では、海上アクセスと並び『事業スキームを含めた抜本的解決策の検討を早急にお願いしたい』との提言が付されました。

 更に、2011年6月に『舞子ビラ事業のあり方検討委員会』が神戸市に設置され、2012年2月に提出された「意見の最終まとめ」を受け、以下のような条件付きで民間に売却するとの方針が、平成24年3月の神戸市会における附帯決議等として決定され、9月7日、「舞子ビラ事業・不動産活用に関するプロポーザル募集要項」の配布が開始されました。
   ・神戸市が所有する土地の賃借
   ・土地に現存する建物等設備購入
   ・ホテル従業員全員の雇用継続
   ・ホテル事業の継続

 舞子ビラの経営不振は何に起因するのでしょうか。
 神戸市の第三セクター「神戸マリンホテルズ株式会社」による甘い経営が最も大きな要因とは思いますが、加えて、宣伝不足は否めないものと思います。
 神戸市内には宿泊・宴会を行うホテルが林立しています。ブライダル事業についても専門施設がたくさんあり、旧来の神社、ホテルを含め過当競争となっています。
 このような中、舞子ビラの歴史的文化的価値、景観の良さなど、神戸市民をしても知っている人は少なく、“いわんや他の地域の人においてをやだ” と思います。

 綺麗なホームページも必要ですが、加えてもっと地道な営業活動や営業施設としての露出度の向上、お役人的でない経営センスが必要なのではないでしょうか。


【関係サイト】

 ○ シーサイドホテル舞子ビラ神戸

 ○ 有栖川宮と舞子ビラ神戸の歴史

 ○ (神戸市)舞子ビラ事業あり方検討委員会の概要

 ○ 舞子ビラ事業・不動産活用に関するプロポーザル募集要項の概要(神戸市サイト)

 ○ 舞子ビラ事業のあり方に関する最終まとめ(PDF)



【関係資料】

 ○ 2012.09.07朝日新聞神戸版切抜き






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JAVA6からJAVA7へのバージョンアップ

2012-09-01 09:31:47 | デジタル・インターネット

 Oracleからの自動更新で、JAVAをVersion7にアップデートしたものの、利用しているApplicationで不具合が生じたため、JAVA7をアンインストールし、JAVA6をインストールし直した方が多いのではないでしょうか。

 Applicationが機能しなくなった方は、こちらをご参照ください。

      http://www.java.com/ja/download/help/clearcache_upgrade.xml


<現在最新のJAVAバージョン>

 ・Java7Update7

 ・Java6Update35


<最新JAVA、Updateの入手先>

 ・Java 7:http://java.com/ja/download/

java7download_2

 ・Java 6:http://java.com/ja/download/manual_v6.jsp

java6download_2


 今やJavaの旧バージョンは、ウイルス感染攻撃のターゲットとしてもっとも悪用されている危険ソフトです。常に最新バージョンへの更新維持が必須です。

 偽セキュリティソフト型ウイルス「Live Security Platinum」「Security Shield」、偽パソコン診断ソフト型ウイルス「Data Recovery(SMART Repair)」などが勝手にインストールされる被害は、JavaやAdobe Readerを最新バージョンに更新しないで、脆弱性がある旧バージョンを使用し続けているのが大きな原因です。

 そもそも、使用しているApplicationが不具合を起こすから、OSのWindowsやJAVA、Flash、Adobe readerなどのプラグイン・ソフトのアップデートを行わないのは本末転倒で、OSやプラグイン・ソフトの最新バージョンにApplicationを迅速に対応させていくのが本道ではないでしょうか。


<偽セキュリティソフト型ウイルス>

 Live Security Platinum、Security Shield、Data Recovery(SMART Repair)などに代表されるマルウェアで、セキュリティソフトを装ったトロイの木馬ウイルスが強制的にインストールされます。

 以下のどれか1つでも当てはまっているWindows PCはこれらのマルウェアに感染しやすいと考えておかなければなりません。

1.Javaを最新版に更新せず古いバージョンのまま放置状態
2.Adobe Reader を最新版に更新せず古いバージョンのまま放置状態
3.Adobe Flash Player を最新版に更新せず古いバージョンのまま放置状態
4.Windows Update を実施していない

 Javaの定例CPU(クリティカルパッチアップデート)は4カ月ごとに公開されています。

 上述したように、最新Versionまたは最新CPUを導入しないまま脆弱性を放置するユーザーも多く、マルウェアなどに悪用されるケースが相次いでいます。このためOracleでは、CPUが公開されたらできるだけ早く適用することをユーザーに強く促しています。

 つまり、現時点ではJAVA7Update6もしくは、JAVA6Update34であれば大丈夫ということになります。

 次回のJava SEの定例アップデートは10月16日に公開される予定です。

 Oracleは、ユーザーに対してJavaSE6からJavaSE 7への移行に猶予をもたせるため、今年の2月にJavaSE6のサポート期間を2012年11月に延長していました。
 しかし、JavaSE6が5年以上も標準のJavaであったことから、以前のバージョンよりもサポート期限を長くとるべきであるとの協議、検討の結果、JavaSE6のパブリックアップデートを“2013年2月”に延長することを決定したとのことです。

 このことから、先程大丈夫といったJAVA 6は2013年2月までは大丈夫と言い換えた方がいいのかもしれません。

 JavaSE6ユーザーは2013年2月までサポートを受けられますが、それ以降はJavaSE7へ移行するか、JavaSE6の長期サポートが必要な場合は、Oracleが提供している商用サポートを利用する必要があります。
 商用サポートでは、プレミアサポートで2013年12月まで、エクステンドサポートで2016年12月までサポートを受けることができます。


 この状況を受け、7月に内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)は各省庁に対してJavaSE6に対する注意喚起がありました。概要は以下の通りです。

■概要

○JavaSE6 は、11 月末にサポート有効期間が満了となります。
 (上述したように、その後oracleはサポートを2013年2月まで延期)

○国民向けに公開している情報システムの一部において、国民がそのシステムを利用する際に JavaSE6を PC 等にインストールするよう推奨しているものがあり、特に注意が必要です。

○ついては、情報システム(特に公開情報システム)については、以下の対応をお願い致します。
 1.各機関で所有している情報システムにおいて、Java 環境を最新バージョンのJavaSE7(JRE7)にアップデートしてください。
 2.国民の PC 等に Java 環境をインストールすることを求めている公開情報システムについては、当該システムが JavaSE7(JRE7)で動作することを検証し、Web サイト等に記載する推奨動作環境を JavaSE7(JRE7)に修正してください。


◆関連文書

 内閣官房情報セキュリティセンターJavaSE6 のサポート有効期間の満了に係る対応について(注意喚起)



◇関連情報

 Oracle Java SE サポート・ロードマップ (Oracle Corpolation)



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