スケルトンハウス‐きまぐれCafe

生活とビジネス

そのときの思いや状況で、いろいろなことを話し合ってきた喫茶店。きまぐれに、思いつくままに・・・

神戸花鳥園 by 加茂グループ

2009-03-28 11:17:04 | 日記・エッセイ・コラム


「神戸花鳥園」が「神戸どうぶつ王国」へ、719日リニューアル/兵庫
THE PAGE  201472()1117分配信

   
20063月に神戸市中央区のポートアイランドで開園して以来、花の中で鳥と遊べる場として親しまれてきた動植物園「神戸花鳥園」が、19日から「神戸どうぶつ王国」と名称を変え、動物とも触れ合える場にリニューアルする。

  今回の変更は、「神戸花鳥園」の運営権が「花鳥園」から「株式会社どうぶつ王国」に移ったことによる。移行に伴い、園内に動物も続々と集められている。ゴールデンウィークには、先行する形でカピバラとアルパカが登場。家族連れやカップルが動物へのタッチを楽しんでいた。

  「これから犬や猫、うさぎ、それにオットセイなどが加わることになっています。鳥と花だけでなく、にぎやかになります」と、運営スタッフ。

  人気イベントのバードショーなどは、これまで通りに存続される。

  「神戸花鳥園」は近年、集客が低迷し負債が約
14億円に達するなど経営不振に陥っていた。

  発行済みの年間パスポートは期限切れまで使える。


 神戸どうぶつ王国ホームページ


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「神戸花鳥園」が民事再生法を申請  営業は続行

○神戸新聞NEXT 2013/11/20 19:11

 神戸・ポートアイランド2期地区で花と鳥のテーマパーク「神戸花鳥園」を運営する花鳥園(神戸市中央区、加茂元照社長)は20日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。同社によると負債総額は約14億円。営業は続けるという。

 帝国データバンク神戸支店によると、同社は2004年5月、静岡県などで同様のテーマパークを運営していた加茂社長が設立。06年3月に同園をオープンした。

 敷地内でインコやオウムなどの鳥を飼育し、ベゴニアやスイレンといった花も栽培。フクロウなどのバードショーが人気を集め、ピーク時の08年3月期の売上高は約12億8300万円、年間入場者数は65万人に上った。

 しかし、08年秋のリーマン・ショック後の景気低迷が響き、近年の入場者数は30万人ほどにとどまり、飲食や土産の販売も低迷。13年3月期の売上高は約6億5千万円で4年連続で赤字となり、債務超過に陥っていた。

(土井秀人)

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 3月7日土曜日に、女房と久々の二人連れで神戸花鳥園に行きました。住いから近くに在りながら、なかなか行く機会がなかったので、行ってみようということになりました。

top

 神戸花鳥園は神戸市中央区港島、ポートライナーのポートアイランド南駅の直ぐ傍にあります。駅舎を出る階段を下り切ると直ぐに、古い時代を感じさせる日本家屋風の小さな建物が待ち構えています。園の「北受付出入口」です。
 自動車の場合は、園の南側に隣接する駐車場から「南受付出入口」が入園のアプローチになります。「南受付出入口」は、庄屋屋敷の長屋門をモチーフにした大きな建物です。

PPP

 園本体は、鉄骨作りガラス張り一部2階建の、やたら大きな温室です。外観的には他のテーマパークのような華やかさはありません。

                       内容で勝負!!


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 入園料は、中学生以上1500円、小学生700円ですが、JAF会員カードを提示すれば1会員5名まで10%引きになります。

 神戸花鳥園は、静岡県掛川市在住の世界的鳥類コレクター加茂元照氏が代表取締役を務める株式会社花鳥園(加茂グループ)が運営するテーマパークの一つとして2006年3月に開園されました。
 同グループのテーマパークのコンセプトは日本伝統の「花鳥風月」を生かした「花と鳥との触れ合い」だそうです。
 多数の展示植物が配置された温室で数多くの鳥が放し飼いになっており、直接触れあったり餌を与えたりすることができます。

 と言っても、加茂グループ、加茂元照さんを知らないので、少し調べてみたことをご紹介します。

 加茂グループが運営する施設は、

①加茂花菖蒲園:1957年に開園      静岡県掛川市
②富士花鳥園:1990年に開園        静岡県富士宮市(2008年に「富士国際花園」から園名変更)
③松江フォーゲルパーク:2001年に開園 島根県松江市
④掛川花鳥園:2003年に開園        静岡県掛川市
⑤神戸花鳥園:2006年に開園             兵庫県神戸市中央区

の五か所です。主宰の加茂元照氏は1930年、掛川市で桃山時代から続く庄屋の家系に生まれました。立教大学大学院を、家業を継ぐために1957年に中退し、同年、加茂花菖蒲園を開園。梟(ふくろう)など鳥類の世界的コレクターで、1930年(昭和5年)に設立された日本花菖蒲協会の名誉会長です。一昨年3月には、国際栄誉賞「ライナス・ポーリング賞」を受賞されています。

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 詳細は、日経アドバンテージ2004/03/01発売号148ページの「ひと た・の・し・み-第11回」で特集されています。興味のある方は、日経アドバンテージのバックナンバーをご購読ください。




 話を神戸花鳥園に戻しましょう。

 園内は、幼児、老人、身体の不自由な方も安心できるバリアフリー構造です。


 ペンギン池では、100円を払ってマゼランペンギンへの餌やりもしました。

 鷹と梟の飛翔訓練をショーとして見せています。梟の飛翔訓練終了後、梟(この日はベンガルワシミミズクの「アラシ」でした。)との“ふれあい”と記念撮影ができます。また、500円支払えば、訓練グラブを借りて自分の腕に止まらせることもできます。40分以上の行列を作って腕のせと記念撮影をしました。

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 サイチョウの「ダイちゃん」は、お腹が一杯になると餌販売テーブルの上で横になって寝るのが好きとのことで、その寝姿が可愛いと評判です。

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 園内は全面禁煙です。飲食品の持ち込みも禁止されています。
 飲食は南ロビーに隣接するバイキングレストランと喫茶を利用することになります。北ロビーと南ロビーには自由に利用できる丸テーブルと椅子のセットが整えてあり、“フクシア”や“球根ベゴニア”など沢山の花に包まれて時間を過ごすことができます。
 レストランを利用せず、南受付がある長屋門内で販売されている弁当を買って、ロビーで食事をするのも良いと思います。

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 すいれん池には水蓮の花が沢山咲いています。鬼蓮の大きさには驚きます。

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 閉園1時間前頃になると、朝から愛想を振り撒いて来場者の相手をしていた鳥達も、疲れのためか眠り始めています。

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 鷹と梟の飛翔訓練ショーやペンギンの餌やりなどのイベントがなくても、訪れて、日がな一日のんびりと過ごせる、再訪したくなる所だと思いました。

 詳細については、神戸花鳥園のホームページで確認して下さい。








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IT統制/原点を再整理

2009-03-21 09:47:47 | 社会・経済

 2008年度は、J-SOX対応初年度としてのPDCAが大詰めの段階になり、統括部署では「内部統制報告書」作成準備に、また、情報システム部門では2009年度の二巡目に向けた準備をされていることと思います。

 しかし、2007年度に実施した整備とそれに基づく運用であるPDCAの一巡目でCPAから指摘を受けた事項に対応するあまり、ディテールに捕らわれがちになっていないでしょうか。言い換えるなら、IT統制において「厳密過ぎる体制整備」をしていないか、或いは、「厳密過ぎる体制整備」をしようとしていないでしょうか。二巡目のPDCAに入る前に、今一度IT統制の原点を整理しておくのも有益かと思います。

 内部統制を整備する目的は「財務報告の信頼性を確保すること」です。その目的を達成するために、情報システム部門が、業務処理に密接に組み込まれた情報システムにおける統制リスクを明確にし、リスクの軽減、排除を図ることがIT統制です。

 「財務報告の信頼性確保」に欠かせないのが会計監査とされています。2001年の米国エンロン社の粉飾決算において、米国監査法人のアーサー・アンダーセンが粉飾を見逃したことを契機に、企業の内部統制を監査するための法律である企業改革法(サーベイス・オクスリー法=SOX法)が2002年に制定されました。これにより、CPA(監査人)は従来の財務諸表の整合性チェックだけではなく、そもそも財務諸表作成に至る段階で不正やミスが起きないようにするための、企業の内部統制の整備まで監査するようになりました。

 わが国でも、2004年の西武鉄道の有価証券虚偽記載事件や2005年のカネボウ粉飾決算事件を受けて『内部統制報告制度(J-SOX法)』が制定されました。これにより企業は従来の財務報告に加え、CPAによる監査証明を得た「内部統制報告書」を作成し、開示することとなりました。

 重要なのは、内部統制が整備されていることを証明するのはCPAではなく、企業自らだということです。

 企業は「財務報告の信頼性を損なう」リスクを認識し、その大きさをを判定する「リスク判定力」を備え、そのリスクをコントロールしていることを証明しなければなりません。

 CPAは、財務報告の信頼性が損なわれる原因となる「ミス」や「不正」が起こらない仕組みが業務プロセスに組み込まれていること(=内部統制)を評価します。

 また、業務を正しく行うための環境整備が企業全体の中で行われているかどうか(=全社的な内部統制)の確認も行います。これはルールやシステムが整備されていても運用環境がルーズでは機能しないからです。経営理念、人材の確保・育成・評価、リスク管理体制などが確認事項となります。

 情報システム部門は、以上の“企業全体として整備すべき内部統制”に対して、情報システムがかかわる部分について統制を整備します。いわゆる「IT統制」の整備です。

  IT統制は「IT全社統制」と「IT業務処理統制」、「IT全般統制」の三つに区分されます。これらについては既に理解されていると思いますので詳細説明は省略しますが、少しだけ整理しておきましょう。

 

IT全社統制

 

 ・情報システム戦略、計画の策定

 

 ・情報システム部門の役割と責任

 

 ・情報システム部門の業務の方針、手続き

 

 など、財務報告全体の有効性に重要な影響を及ぼす統制が含まれます。

 

IT業務処理統制

 

 ・データ作成・入力システムにおけるチェック、制限

 

 ・複数のシステム間での自動連携処理

 

 ・会計システムにデータを接続計上する月次バッチ処理

 

 などに対する統制が該当します。

 

IT全般統制

 

  多くの情報システム部門の方がこの統制評価で頭を悩ませることになったのではないかと思います。

 

 ・システム開発、変更時のプロセス

 

・システムへのアクセスに関する統制

 

・特権ID付与の制限、アクティビティ管理

 

 などが含まれ、IT業務処理統制が有効に機能する環境を保証するための統制です。

 

 

 IT統制で実施しなければならないことは多々あります。CPAからは思いのほか多くの指摘を受けたりもします。

 

 しかし、「IT全社統制」以外のIT統制で不備が認められたとしても、必ずしも内部統制報告書に重要な欠陥があるという記載にはなりません。欠陥がある旨の記載を恐れる余り、指摘事項全てに完璧に対応しなければならないと誤解すると、厳格過ぎる統制になってしまいかねないので、注意しなければなりません。

 IT業務処理統制に不備があっても、業務部門の業務プロセスに代わりになる統制があれば重要な欠陥にはならず、指摘された年度は乗り切ることができます。

 不備が個々の勘定科目に与える金額的なインパクトを把握することが大切です。インパクトが小さいと判断できれば内部統制の重要な欠陥にはならないのです。

 重要なのは、情報システムに限定した範囲での判断をしないで、内部統制全体における統制の相互関係を理解しておくことです。

 全ての部門の統制を統括する役割を担う部門(企画部や管理部)がある場合は、その部門のマネジャーにIT統制評価に加わってもらうようにします。

 また、そのような統括部署がなくても、情報システム部門は日常的に他の部門それぞれとコミュニケーションが最も密にとれている部門ですので、IT統制の整備を担う情報システム部門が視野を大きくし、経理力を高め、リスク判定力を持っていれば、全体の調整役としての機能を果たすことが可能となり、内部統制の評価で悩むことはなくなるはずです。

 最も悪いのは、統括部署が『情報システムは特種だから』と業務処理統制とIT統制を別物扱いし、IT統制に関わろうとしないことです。














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神戸9(ナイン)クルーズ/関西独立リーグ始動

2009-03-14 10:21:43 | 日記・エッセイ・コラム

「いよいよ関西独立リーグが開幕することになって、地元の『神戸9クルーズ』の活躍が楽しみになってきましたね。」

Kobe9bnr2_190_3 「スケルトンのシマさん! 神戸9クルーズとか関西独立リーグとかって、一体何なの?」

 

「プロ野球独立リーグって知ってるでしょう?4年前に四国独立リーグが結成されたって言う話を覚えていない?」

 

「四国独立リーグなら何となく覚えてる。」

「なら良かった。そのプロ野球独立リーグの関西独立リーグが開幕すると言う話ですよ。」

「それは解ったけど、そもそもプロ野球独立リーグってのがよく解らない。セ・リーグやパ・リーグとは違うの?」

「では、手短にプロ野球独立リーグからお話ししましょう。」

 

 

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プロ野球独立リーグとはセントラルリーグ&パシフィックリーグのマイナーリーグ組織とは別に組織されたプロ野球リーグで、わが国では地域毎に結成されており、2005年が始まりです。現在登録されている独立リーグは結成順に、四国・九州アイランドリーグ、2番手がベースボール・チャレンジ・リーグ、そして3番手としてこの3月に始動する、関西独立リーグの三つがあります。

  その関西独立リーグ構成球団の一つが神戸市に本拠を置く「神戸9(ナイン)クルーズ」です。

関西独立リーグは327日にリーグ開幕戦が予定されており、この開幕戦は“京セラドーム大阪”で神戸9(ナイン)クルーズと大阪ゴールドビリケーンズの対戦が予定されています。

 プロ野球独立リーグの概略は次の通りです。

■四国・九州アイランドリーグ

  2005年に四国地方4県を活動拠点とする「四国アイランドリーグ」として発足しました。200710月に九州地方2県を活動地域に加え、現在の「四国・九州アイランドリーグ」に名称を変更しました。リーグ構成球団は次の通りです。

 

2005年から参加の球団>

   ・愛媛マンダリンパイレーツ(愛媛県松山市) 
   
・香川オリーブガイナーズ(香川県高松市) 
   
・高知ファイティングドッグス(高知県高知市) 
   
・徳島インディゴソックス(徳島県阿南市) 

2008年から参加の球団>

   ・長崎セインツ(長崎県佐世保市) 
   
・福岡レッドワーブラーズ(福岡県福岡市) 

■ベースボール・チャレンジ・リーグ

  四国アイランドリーグ(現:四国・九州アイランドリーグ)に続く日本で2番目のプロ野球独立リーグとして2006年に設立され、2007年より試合を開催しています。

  開設初年度は、リーグ名称を北信越ベースボール・チャレンジ・リーグとし、北信越地方の新潟県・富山県・石川県・長野県の4県にそれぞれ1チームずつ本拠を置いた4球団でしたが、翌2008年から関東地方の群馬県および北陸地方の福井県に本拠を置く2つの新球団が加入するのに伴い、200711月に名称を変更しました。リーグ構成球団は次の通りです。

 

2007年から参加の球団>

  ・新潟アルビレックス(新潟県)

  ・信濃グランセローズ(長野県)

  ・富山サンダーバーズ(富山県)

  ・石川ミリオンスターズ(石川県)

 

2008年から参加の球団>

 

  ・群馬ダイヤモンドペガサス(群馬県)

  ・福井ミラクルエレファンツ(福井県)

 

関西独立リーグ 〔ステラベースボール〕

 

 

 

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 今年3月にスタートする、三番目のプロ野球独立リーグです。独立リーグにはマイナーリーグと違って性別制限がないため、神戸9クルーズが神奈川県立川崎北高等学校の吉田えり選手を採用し、話題をさらっています。ファンからは「ナックル姫えりちゃん」と呼ばれ親しまれています。228日には各球団のユニフォームが発表されました。リーグ構成球団は次の通りです。

 

 

 <2009年より参加の球団>

 ・大阪ゴールドビリケーンズ(大阪府)

 ・神戸9クルーズ(兵庫県神戸市)

 ・明石レッドソルジャーズ(兵庫県明石市)

 ・紀州レンジャーズ(和歌山県和歌山市

 

 <2010年より参加の球団>

 ・三重スリーアローズ(三重県)    (準備中)<三重ベースボールサポート










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ホワイトデー/バレンタインデー

2009-03-07 09:44:53 | 日記・エッセイ・コラム

 バレタインデーに、義理チョコも含め、女性からプレゼントをもらった男性も多いことと思います。プレゼントをもらった男性諸氏にとっては、ある意味、頭の痛いホワイトデーが来ようとしているのではないでしょうか?

 そもそもバレンタインデーとホワイトデーは何なのでしょうか?私が20代後半になるまでは無かったような気がします。

 このあたりを少し探ってみたいと思います。

 バレンタインデーは元々、269年にローマ皇帝の迫害で殉教した聖ヴァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日です。214日に祝われ、世界各地で男女の愛の誓いの日とされています。

 わが国でのバレンタインデーで、女性から思いを寄せる男性にチョコレート(今ではチョコレートに限定されていない)を送る風習の始まりはいくつかありますが、その一つは神戸モロゾフが1936212日に、「バレンタインチョコレート」の広告を雑誌に出したことが記録されており、これが最も早いのではないでしょうか。

また、19582月にメリーチョコレートが「バレンタインセール」というキャンペーンを行っていますが、いずれもブームには至らなかったようです。

 1960年に、森永製菓が新聞キャンペーンを行なうなど製菓会社がこぞって商戦を展開した結果、まず都市部にブームの火がつきました。しかし、マスメディアが今程発達していない時代ですので、全国に広まり、現在のような日本の文化として根付くようになるには約10年の歳月が必要だったようです。

 昭和50年代に入ると、恋愛感情とは別に、職場の男性にチョコレートを送る、いわゆる義理チョコが始まりました。義理チョコは意中の男性に告白することを周囲に悟られないカムフラージュ効果があるとして、一気に定着しました。

  バレンタインデーの義理チョコが定着するに従って、若い世代の間でそれにお返しをしようという風潮が生まれました。
  
バレンタインデーの1か月後の314日をホワイトデーと呼び、この日に男性から女性へ返礼のプレゼントをするというものです。

 若い世代の気持ちを受け止める形で、菓子業界では個々に独自の日を定めて、ビスケットやマシュマロ、キャンデー等を「お返しの贈り物」として宣伝販売するようになりました。

 そんな中、『鶴乃子』で知られる福岡市の老舗菓子屋「石村萬盛堂」が、1977年のこの日にバレンタインチョコのお返しとして、白いマシュマロを売り出しました。

 

     「チョコのお返しは白いマシュマロで!」

 

が定説風に語られるようになりました。

 また、1978年、全国飴菓子工業協同組合(全飴協)が314日を「キャンデーを贈る日」として制定し、2年の準備期間を経て1980年に第1回の全国規模のホワイトデーが開催されました。飴の材料である砂糖が白色であることから「ホワイトデー」と命名し、催事化したものですが、これが現在のホワイトデーの語源ではないかと思われます。













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