まもなく5月5日、こどもの日がやってきます。こどもの日は『端午の節句』あるいは『菖蒲の節句』とも言います。七草の節句、桃の節句に次ぐ3番目の節句です。
節句とは、日本の伝統的な年中行事を行う季節の節目となる日です。
かつて宮中においては節会(せちえ)と呼ばれる饗宴を伴う公式行事が開かれており、様々な節句が存在していました。
1615年頃、江戸幕府はこれら節会のうち漢名で、人日(じんじつ)の節句、上巳(じょうし)の節句、端午(たんご)の節句、七夕(しちせき)の節句、重陽(ちょうよう)の節句の5つを公的な行事・式日として定めました。それが五節句です。
この五節句の和名などは次表のとおりです。
神社本庁では、人日節供(じんじつのせっく)、上巳の節供(じょうしのせっく)、端午の節供(たんごのせっく)、七夕の節供(しちせきのせっく)、重陽の節供(ちょうようのせっく)としています。
"節供"とは、旧来、宮中で1年間の節目の日に天皇に供された食事を意味していました。
≪奈良・平安時代の節会≫
元日節会(がんじつのせちえ;正月一日)
白馬節会(あおうまのせちえ;正月七日)
踏歌節会(とうかのせちえ;正月十六日)
上巳節会(じょうしのせつえ:三月三日)
端午節会(たんごのせちえ:五月五日)
七夕節会(しちせきのせちえ;七月七日)
相撲節会(すまひのせちえ;七月七日のち七月下旬)
盂蘭盆(うらぼん;七月十五日)
重陽節会(ちょうようのせちえ;九月九日)
豊明節会(とよあかりのせちえ;十一月新嘗祭翌日の辰の日)
釈奠〔釋奠〕(せきてん・しゃくてん・さくてん=儒祭・孔子祭;十一月二十三日)
【関係サイト】
○ 神社本庁HP ― 節句
【関連記事】
○ 春の七草
○ 雛祭と菱餅
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