TV東京(TV大阪)で金曜日夜に面白いドラマをやっているとのことで、調べてみました。
TV東京で2017年10月20日から毎週金曜日に放送しているドラマ、「ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~」でした。
残念ながら、第7話(12月1日金曜日)で最終回を迎えました。サブタイトルは「寂れた商店街が映画の舞台に!? 住民総出で奇跡のフィナーレ!」 年内の「金曜8時のドラマ」はこれで終わりです。来年1月19日からは名取裕子&麻生祐未主演で「カクホの女~神奈川県警・匿名捜査」が始まります。
脚本=岡田惠和、谷口純一郎
監督=川村泰裕、及川拓郎
プロデューサー=渡辺良介、熊谷理恵
主題歌 =GLAY 『あなたといきてゆく』
キャスト =沢村一樹、和久井映見、片瀬那奈、要潤、やついいちろう、入江甚儀、でんでん、三宅裕司、他
TV-tokyoのサイトでは、放送済みの各回のストーリー紹介はありますが、全体感については、次のように紹介されています。
『かつては一流広告代理店の売れっ子であり、時代の寵児ともいわれた時もあった杉山(沢村一樹)。自分のちからを信じて、おおて広告代理店を飛び出し独立を考えたが思い描いていたようにうまくは行かず、弱小会社「ユニバーサル広告社」に拾われる。不運は続き、会社の移転でたどり着いたのが港町の寂れたシャッター商店街…。だが、どんなに寂れて活気がない町でも、人が生きている以上、悩みがあり、小さな依頼だが仕事がある。新天地で弱小広告社の新たな奮闘が始まる。』
もう少し調べてみると、TV-tokyoでは2016年12月5日 、「【ヒューマンドラマスペシャル】ダメ父ちゃん、ヒーローになる! 崖っぷち! 人情広告マン奮闘記」を放送していました。
これは、暴力団「小鳩組」との受発注に関するトラブルを題材とした人間ドラマです。2003年3月1日に発行された、原作「なかよし小鳩組」のドラマ化です。
TV-tokyoのサイトでは、次のように紹介されています。
『杉山利史(沢村一樹)は、倒産寸前の弱小広告会社「ユニバーサル広告社」に勤めている。かつては大手広告代理店で活躍し、数々の広告賞を受賞した杉山。だが家庭を顧みなかったため、妻の幸子(広末涼子)は幼い娘を連れて出て行ってしまった。それから8年、情熱も野心もなくした杉山は、どこにでもいるくたびれた中年になっていた。・・・クライアントのもとへ出向く。なんとそこは暴力団の事務所だった!仕事は断るべきだと言う杉山に、(社長の)石井(小堺一機)は「費用は前金でもらい、すでに使ってしまった」と白状。組長の小鳩源六(伊武雅刀)に「一度受けた仕事は命懸けでまっとうしろ」と凄まれ、引くに引けなくなる。小鳩組からの依頼は、“暴力団のイメージアップ戦略を考えろ”というとんでもないものだった。・・・広告マンとして、父親として、起死回生を懸けた杉山の熱い闘いが始まる!』
原作のブックデータベースでは、
『倒産寸前の零細代理店・ユニバーサル広告社に大仕事が舞いこんだ。ところが、その中身はヤクザ小鳩組のイメージアップ戦略、というとんでもない代物。担当するハメになった、アル中でバツイチのコピーライター杉山のもとには、さらに別居中の娘まで転がりこんでくる。社の未来と父親としての意地を賭けて、杉山は走りだすが―。気持ちよく笑えて泣ける、痛快ユーモア小説。』
と紹介されています。
さて、今回のドラマ「ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~」は、同じく荻原浩氏作品の「花のさくら通り」を原作としています。
書名:花のさくら通り〔A6判;文庫本〕
著者:荻原浩
発行所:株式会社 集英社
初版発行日:2015年9月18日(単行本;2012年6月26日)
「オロロ畑でつかまえて」(集英社文庫 初版発行 2001年10月19日)と「なかよし小鳩組」(集英社文庫 初版発行 2003年3月1日)に続くユニバーサル広告社シリーズの第3弾です。
2005年に第18回山本周五郎賞を受賞、2016年に第155回直木三十五賞を受賞した荻原浩氏の作品です。
ブックデータベースでは、
『倒産寸前のユニバーサル広告社。コピーライターの杉山を始め個性豊かな面々で乗り切ってきたが、ついにオフィスを都心から、“さくら通り商店街”に移転。ここは、少子化やスーパー進出で寂れたシャッター通りだ。「さくら祭り」のチラシを頼まれた杉山たちは、商店街活性化に力を注ぐが…。年代も事情も違う店主たちを相手に奮闘する涙と笑いのまちづくり&お仕事小説。』
と紹介されています。
【関係サイト】
○ テレビ東京-ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~
○ テレビ東京-ダメ父ちゃん、ヒーローになる! 崖っぷち! 人情広告マン奮闘記