スケルトンハウス‐きまぐれCafe

生活とビジネス

そのときの思いや状況で、いろいろなことを話し合ってきた喫茶店。きまぐれに、思いつくままに・・・

轉法輪寺=蓮祭り

2019-07-20 08:45:04 | 日記・エッセイ・コラム

 2019年「海の日」(7月15日-月)、神戸市垂水区(とはいっても北部、神戸市営地下鉄学園都市駅の南方)に在る「轉法輪寺」に行きました。目的は「蓮の花」です。

01_Tenporinji-Map

02_pamphlet-tenporinji

03_shuin-tenhorinji

「鬼蓮」も「睡蓮」も見た!  残すは「蓮」!!

 車で行くときは県道488号長坂垂水線の中山信号を左へ(北へ)進みます。中山公民館前を通過して、道の最終地点・庫裏の前が転法輪寺の駐車場になっています。かなり細い曲がりくねった道です。

04_Tenporingi

 今日は “曇り”の天気予報。晴れればいいのだが・・・この日は午前10時から放生池(=辨財天堂)で「蓮祭り」が行われていました。10時になると僧侶の方による観音経を始めとする読経が始まりました。

05_dokyo

 ハスの葉に注いだ日本酒や茶、うどんや西瓜が無料で参拝者に振る舞われました。11時頃にはお寺の振る舞いが底をついてしまったようで、お祭りは終わりとなりました。

06_furumai

 蓮池(放生池)では蓮の花が見事に咲いており、弁天堂の扉が開かれ、辨財天像が御開帳されていました。

07_IMGP0542

 今日は全てのお堂の扉が開かれ、仏像などお寺の宝物が御開帳されていました。

 転法輪寺は垂水区内最古の寺だそうです。大同元年(806年)に落成したので、大同寺とも呼ばれていまするようです。
 寺の参道の自然林はコジイの大木が群生し、外にもモチノキなどの原始照葉樹林になっておりこの参道の自然林は神戸随一と謂われているようです。ご本尊である阿弥陀如来坐像は、高さ1.417メートルで、垂水区ではもっとも古い仏像と言われており、国の重要文化財に指定されています。

08_oribetoro

 また、放生池の脇には美しい灯籠がポツンと1個あります。
 「キリシタン灯篭ですかね?」という問いに対して僧侶の方は「キリシタンかどうか分からないけど・・・。もとは檀家さんのエリアにあったものを、面倒を観きれないということで、お寺でひきとって蓮池の脇に移設したので・・・」という反応でした。

 キリシタン灯籠とは織部形灯籠のことです。四角形の火袋を持つ活込み型の灯籠です。江戸時代の茶人・古田織部好みの灯籠ということで『織部』の名が被せられています。
 石竿に十字模様や聖人(地蔵菩薩やマリア)のように見える石像が刻まれており、これをもって昭和初期から“キリシタン灯籠”と呼ばれることがあります。





【関係先】

 ○ 神戸十三佛霊場会 第一番(不動明王)龍華山 転法輪寺

 ○ 垂水観光推進協議会-みるみるたるみ

 ○ 神戸観光壁紙写真集 転法輪寺・垂水区最古の寺と仏像 / 垂水区花の名所「蓮(ハス)の花」

 ○ 神戸新聞NEXT 2017年7月10日 夏の古刹、大輪のハス見頃 神戸・転法輪寺

 ○ VIVA-SPO! 関西の遊び場&お出かけスポット


【関連記事】

 ○ 鬼蓮

 ○ 合歓の木(ねむのき)と睡蓮と・・・<三木山森林公園>




本 の優れたセレクションでオンラインショッピング。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フォトを復活 | トップ | 遺影について »
最新の画像もっと見る

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事