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スケルトンハウス‐きまぐれCafe

生活とビジネス

そのときの思いや状況で、いろいろなことを話し合ってきた喫茶店。きまぐれに、思いつくままに・・・

フィギュアスケートのジャンプ

2013-02-16 09:55:00 | 日記・エッセイ・コラム

    29日(土)・10日(日)、大阪市中央体育館で行われたフィギュアスケートの四大陸選手権の女子で、浅田真央が優勝、鈴木明子が二位、村上佳菜子が三位と、日本勢が表彰台を独占しました。大変素晴らしいことだと思います。



Skate_asahi




  競技中、解説の方が「○○フリップ」とか「○○ループ」とか言われていましたが、観ている私には回転が多いか少ないかは分かっても、“ジャンプ”はジャンプであって、その違いが判りません。何がどう違って、ジャンプの種類が決まるのか、俄然興味を惹かれました。

  フィギュアスケートのジャンプは競技における大技とされ、評価を大きく左右する重要な要素と考えられているようです。

  その種類は、

AXEL(アクセル)
LUTZ(ルッツ)
FLIP(フリップ)
LOOP(ループ)
SALCHOW(サルコウ)
TOE LOOP(トウループ)

6種類。①→⑥の順に、難易度は易しくなる。また、これらに付ける回転数によって、「3回転」や「4回転」つまり「トリプル○○」、「ダブル○○」と呼ばれているとのことです。

  なお、ジャンプの踏み切りの向きは、アクセルのみ前向きで、他は後ろ向き。着氷は全て後ろ向き。したがって、アクセルのみ「○回転半」となるとのことです。


  以下は、公益財団法人日本スケート連盟による解説の引用です。

AXEL(アクセル)

  難易度が最も高いジャンプ。
  特徴は、前向きで踏み切ること。
6種類のジャンプの中で、前向きのまま踏み切るのはアクセルだけ。
  着氷は常に後ろ向きですから回転数は
1/2回転加わり、1回転半がシングルアクセルとなります。

LUTZ(ルッツ)

  少し長めに左足の外側エッジに乗って後ろ向きに滑走し、左肩をぐっと入れて右のトウをついて跳びます。滑走で描いてきた軌跡と反対の回転をかけながら踏み切るので難しいとされるジャンプです。
  「左足外側エッジ」というのが重要なポイントで、これが「左足内側エッジ」に体重を乗せてしまうと、正しくないエッジと判定されて減点対象となります。

  長く左足で後ろ向きに滑走して跳ぶ選手と、右足で滑走して踏み切る直前に左足を右足にかぶせるようにクロスさせて踏み切る選手がいます。後者の場合、フリップとよく似てきます。

FLIP(フリップ)

  ルッツと非常によく似ているジャンプです。
  ジャンプする直前に左足内側のエッジに乗り、右のトウをついて跳びます。
  前向きに滑走して踏み切る直前にぱっと後ろ向きになって跳ぶことが多い。
  フリップとルッツの判別ができるようになったら、“ジャンプ通”といわれるようです。

LOOP(ループ)

  右足踏み切りで、トウを使わないジャンプ。
  右足外側のエッジで滑りながら、左足を少し前に出して、滑ってきた勢いを使って踏み切ります。跳ぶ瞬間に、イスに腰掛けたような格好になるのが特徴です。

  トウループと同じくコンビネーションジャンプの2番目に跳ばれることが多い。この場合、着氷した右足でトウピックの助けなしに再び跳び上がらなければならない。

SALCHOW(サルコウ)

  左足内側のエッジで滑りながら、右足を前上方に振り上げて跳ぶので、瞬間、内股が「ハ」の字になります。踏み切るときにスキーのボーゲンのような体勢になったら、サルコウと判断できると思います。
  安藤美姫選手が、女性では初めての4回転ジャンプを決めたジャンプです。

TOE LOOP(トウループ)

  右足外側のエッジに乗り、左足のトウをついて踏み切ります。
  男子シングルで跳ばれる4回転の大半がこのトウループです。
  また、コンビネーションジャンプの2つ目に跳ぶジャンプとしてもよく使われます。


【関係サイト】

  ○ 公益財団法人日本スケート連盟




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