鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

皆既月食

2011-12-10 | 風景

12月10日の皆既月食、ご覧になりましたか。

鹿児島は曇りで、空の状態は今一つでした。

 

22時2分。

左下から欠け始めました。

 

22時34分。

半分以上欠けて、赤っぽくなりました。

 

22時45分。

皆既直前です。この後雲に隠れて、再び明るくなるのは観察できませんでした。

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ハシカンボク他

2011-12-10 | 植物

 11月に、奄美大島の山地に咲いていた花です。

 

ハシカンボク(波志干木) ノボタン科 

鹿児島県南部、沖縄に分布する常緑低木です。

「さくら小町」という名前で、園芸種として売られているようです。

 

ナンバンギセル(南蛮煙管) ハマウツボ科

ススキに寄生します。名前は、キセルの形をしているから。 

 

キツネノボタン(狐の牡丹) キンポウゲ科

葉が、牡丹に似ているから。実は金平糖に似ています。 

 

巨大なシダ植物のヘゴ(ヘゴ科)。

道路脇で普通に見られます。

 

ヘゴの葉の新芽。巨大なぜんまいです。 

 

サクラタデ(桜蓼) タデ科

きれいな桜色のタデです。 

 

ツルソバ(蔓蕎麦) タデ科

ソバの花に似ています。実は黒いです。 

 

これは名前がわかりません。

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夜明かし岩他

2011-12-08 | 風景

日置市吹上町和田にある奇岩を二つ紹介します。

 

和田小学校から東へ行くと、堀川の左岸に夜明かし岩という奇岩があります。

 

正面(右岸)から見たものです。 

 

この岩にまつわる伝説です。

昔、二人の旅人がここで野宿をして

「自然にしては出来すぎだ。誰かが造ったものだろう」

「いや、神様が造ったものに違いない」

と話しているうち夜が明けたので、夜明かし岩と言うそうです。

夫婦が頭を寄せ合っているようにも見え、別名夫婦岩とも言います。

 

夜明かし岩から下流へ行くと、右岸に注連縄があります。 

 

河床に足首のような岩があります。

金峰山さあの足跡です。

 

昔、神様が釣り糸を垂れていたが獲物がかからず、糸が切れそうになったので川に飛び降りてこの足跡が出来た。

河童がいたずらをしていたので怒ったところ、河童は謝って、それからこの川で水難に会う人はいなくなったそうです。

 

奇岩にまつわる二つの伝説でした。

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めがね橋

2011-12-06 | 石橋

少し前ですが、宮崎県えびの市の石橋を訪ねたので紹介します。

  

大字大河平にある、めがね橋(別名月の木川橋)です。

上流左岸側から見たものです。 

 

上流側の広場から見た全景。川は川内川の支流で、広場の右を流れています。

この石橋は、昭和3年、熊本営林局により木材搬出用のトロッコ軌道の一部として建設されたものです。 

 

3連アーチ橋ですが、中央のアーチが非常に大きいです。 

国登録有形文化財です。

 

優美な中央アーチ部。

鹿児島県串木野市の肥田佐兵衛氏が請け負って建設しました。

 

左岸から見たものです。

昭和37年、軌道は廃止され、自動車道となりましたが、現在は人道橋となっています。 

 

石橋見学の団体さんに会いました。こんなことは珍しいです。 

 

石橋の上から上流を望む。2枚目の写真を撮った広場です。 

 

下流右岸側を望む。 

 

下流右岸から見た石橋。左岸側のアーチは見えません。

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投谷八幡宮のイチョウ

2011-12-04 | 巨樹・古木

曽於市大隅町にある投谷八幡宮のイチョウを訪ねました。

 

 

鳥居のところにもイチョウがあります。神社は、鳥居の先を下っていきます。 

 

イチョウの葉のじゅうたん。 

  

社殿の左に、イチョウとモミの木があります。 

 

 

投谷八幡宮。和銅元年の創建で、鹿児島県指定文化財です。

 

イチョウとモミの木のツーショット。

イチョウは、幹周り6.5m、樹高27m、樹齢600年です。 

 

イチョウの根元。 雌木で、銀杏の実が落ちていました。

 

 

反対側は空洞化しています。 

 

 

モミの木の根元。

 

今日の絵手紙。

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大隅バス旅行(2)小鹿酒造とえこふぁーむ

2011-12-02 | 食べ物

鹿屋市吾平町の焼酎メーカー、小鹿酒造の工場見学をしました。

 

大きなバケットにさつまいもを入れ、洗浄します。 

 

洗浄しているところです。

 

芋の両端を切ったり、痛んだ部分を除去する作業です。 

 

蒸した芋に米麹と水を加え、発酵させます。ほのかに焼酎の香りがします。 

 

蒸留したあと、大きな甕に焼酎を保存しています。

試飲させていただきましたが、芳醇な香りがします。

 

焼酎製造工程の説明がありました。 

焼酎は、普段飲んでいますが、製造工程を見学したのは始めてです。

 

このあと、肝付町後田にある「えこふぁーむ」に行きました。

ここは、循環型の畜産をやっており、自然の中で豚を飼い、そのあとに作物を植えているそうです。

これは森小休(しんこきゅう)というレストラン兼宿泊施設で、グリーンツーリズム実践農場です。

少し離れたところに豚の農場がありますが、時間の都合で見学できませんでした。

 

レストランは完全予約制です。

地元食材を使ったフランス料理のフルコースを、1時間半かけていただきました。 

 

前菜。 

 

豚肉ソーセージ。 

 

豚肉ステーキ。自然の中で飼われた豚は、ストレスがなく、肉がとても柔らかいです。(このほか、さつまいものスープ、魚、スイーツなどがありますが省力)

ここの豚肉は、洞爺湖サミットで各国の首脳に提供されたそうです。

今回のバス旅行は、あまり知られていない大隅の戦争遺跡と、食を巡る旅でした。

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