鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

知覧門浦荷揚場

2019-07-16 | 史跡

南九州市知覧町の門浦荷揚場(かどのうらにあげば)を紹介します。

 

加治佐川河口を見たものです。入江(門之浦)になっており、江戸時代から明治時代に栄えた天然の良港です。

荷揚場は右側です。

 

下流から見た荷揚場。この時は潮が引いていました。

 

この石積みの荷揚場が建設されたのは、昭和9年のことです。

 

施設は二段の荷揚場と昇降階段、係船柱からなっています。

 

建設期間はわずか2か月と10日で、地域の人千人以上が動員されました。

 

階段の上流側です。

 

入江にあるため、外海の波浪の影響を受けず、保存状態はいいです。

 

記念碑が建っています。

 

反対側。総工費壱千八百十円と刻まれています。

 

上流にある橋。

次回は、近くの仲覚兵衛屋敷跡を紹介します。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
天然 (momomama)
2019-07-16 19:27:13
こんばんは。
>建設期間はわずか2か月と10日
すばらしいですね。

この施設を別にしても 造ったようにいい入り江ですね。

総工費壱千八百十円???
えっ? 昭和9年でしょう? 1000人以上は地域のためにボランティアかな?

このところ 暑さは緩み クーラーは使っていません。
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物価 (chiro)
2019-07-16 21:04:32
momomamaさん

こんばんは。
河口が入り江になっており、天然の良港です。
海運が盛んだったようです。
昭和9年の物価がよくわからないので、高いか安いかわかりません。
でも、地域の人が一生懸命つくしたんでしょうね。
もうすぐ梅雨明けで、本格的な暑さになりますね。
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Unknown (元単身赴任のYH)
2019-07-17 08:43:28
おはようございます。

ここを2ヵ月で作ったのですね!
当時のことですから人力が主役なのでしょう。
すごい話ですね。
そして今も立派に残っているのですから、技術力もすごいですね!
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石の技術 (chiro)
2019-07-17 17:48:17
YHさん

こんにちは。
地域の人が総出で協力したんでしょうね。
鹿児島は、石橋など、石の技術が発達していたから、品質のいいものができたと思います。
今でも立派なものです。
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