南さつま市加世田の田の神を2体紹介します。
上津貫にある上津貫の田の神です。集落の中にあります。
正面より見る。
右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。建立は1815年です。
顔のアップ。笠状のシキを被っています。
石のワラヅトを背負い、その下に本物のワラヅトを三つ背負っています。
内山田にある田の神です。国道270号の内山田橋の上流右岸にあります。
国道を向いて立っています。
長袖の僧衣姿で、シキを被り両手で鍬を持っています。
両手にお金が・・・
田の神舞か雨乞い用の太鼓状のものを背負っています。建立年代は18世紀中ば頃と考えられています。
メシゲ お椀 だけじゃなく 色んなものを持っているんですね。
鍬だったり…太鼓だったり・・・お金は面白いですね。
お賽銭じゃなく造り物のお金ですよね。
切目王子神社のアコウ 拝見しましたが 道路に倒れないかと・・・
こんにちは~
田の神が持っているものは、メシゲ、お椀が一番多いです。
少ないですが、鍬を持っているものもあります。
太鼓状のものを背負っているのは珍しいです。
お金、本物のお金ですよ。
アコウは、気根が支えになっているので、大丈夫です。