鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

加世田まち歩き(2)日新公の墓

2020-03-21 | 史跡

竹田神社から、いにしへの道を通って島津忠良(日新公 じっしんこう)の墓へ行きます。

 

いにしへ(いにしえ)の道。

島津忠良は、室町時代の1492年に伊作亀丸城で生まれ、加世田でなくなりました。人間として社会に生きる道を説いた日新公いろは歌をまとめ、薩摩の郷中(ごじゅう)教育の聖典とされ、薩摩武士に大きな影響を与えました。

 

いろは歌の碑47基が並んでいます。最初の碑です。

いにしへの 道を聞きても唱へても わが行ひにせずばかいなし

 

楼(ろう)の上も はにふの小屋も住む人の 心にこそはたかきいやしき

 

イヌマキの並木といろは歌の碑。

 

碑はそろそろ終わりで、向こうに日新公の墓があります。

 

対の仁王像があります。廃仏毀釈で埋められていたものが昭和57年に発掘されました。

 

阿像。

 

吽像。

 

向こうが日新公の墓、手前が夫人の墓です。

 

日新公婦人の墓。

 

日新公の墓です。

 

中の墓石。

 

殉死者2名の墓です。

 

墓の隣にある池です。

コメント (4)
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