鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

関東旅行「富岡製糸場」

2016-12-04 | 

群馬県の富岡製糸場へ行きました。

 

富岡製糸場の門。ガイドの案内で見学しました。

 

東置繭所の入り口です。

 

煉瓦アーチに、明治五年の文字があります。明治4年に着工し、明治5年に完成しました。

 

東置繭所の外観です。二階建てで、1階は事務所や作業場、2階に繭を貯蔵しました。

 

外壁は木で枠組みを造り、木の間に煉瓦を積む「木骨煉瓦造」という工法で作られました。設計はフランス人ですが、煉瓦は日本で焼き、大工さんが作ったそうです。

地震に強く、関東大震災でも壊れませんでした。明治の初めに、このような近代的な建物を造ったことに驚きました。

 

東置繭所の内部。資料館になっています。

 

最初に使用されたフランス式繰糸器です。

 

繰糸作業を再現したパネル。

 

繰糸所。この中で、女工さんが糸取りをしました

 

繰糸所内部。中は柱が1本もない広い空間で、明るいところで作業できるように壁はガラス窓です。

天井の梁が立派です。

 

昭和60年代まで使われた繰糸機。

 

首長館(ブリュナ館)。フランス人指導者ブリュナが家族と暮らしていた住居で、大邸宅です。

 

診療所。厚生施設も整っていて、明治初期の女工さんは労働条件が良かったそうです。

各地の藩士の娘さんが多く、地元に帰って、糸取りの技術を伝えたそうです。

 

富岡製糸場前の食堂で食べた、名物「おっきりこみ」。幅広のうどんといろいろな野菜を入れて、味噌味で煮たものです。

コメント (6)
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