手抜きで、短く。
先日みかけた筆者不明の文章だけど、正しそうとの印象を受ける。サイト「これが現実」から、
Q. 低線量被曝の症状を詳しく知りたい
2011-07-31
http://genjitsu.jp/archives/725
A. 下記の記事のコメント欄に「専門医の手記」と書かれた情報がある。低線量被曝の専門医が書いたものを無断で転載した人がいるようだ。現在、福島や関東で報告されている被曝の初期症状についての原因や、今後の予想(一部)などが書かれている。
とても重要な内容なので、長文だが全て抜粋した。一部誤字を訂正し、症状の記述は太字に、私が重要と思った部分には下線を引いた。なお、この内容は医師が情報交換をするための掲示板(?)に書かれているようで、情報源は不明である。・・・
詳しい内容は長いので上記URLでみてほしいが、最近大阪市周辺で増えていると思われる点(鼻血、咳)や全国で増えていると思われる点(免疫の低下、胃腸障害)との関連で引用しておくと、
最初期のドライベントで、短寿命核種も放出があったのですから、それによって、鼻腔粘膜の細胞死数が増えて、炎症が起きることがあります。粘膜は、数日で 元に戻るのですが、日々放射性物質を吸収していれば、微粘膜に付着し続け、炎症が続き、特に副鼻腔に蓄積すると、排出が困難なため、副鼻腔炎を起こし、さらに細菌感染しやすくなります。上咽頭まで炎症が起きれば、咳がでます。鼻血は、初期で止まると思います。止まらなければ、空気中の粉塵に付着している放射性物質量が多いと推定されます。・・・
内部被曝線量の高い方々では、免疫の低下は、既にあると考えてよいと思いますが、その症状の出方は、個人差が大きく、最初は、上気道感染と腸管感染が主だと思います。なお、副鼻腔炎から中耳の炎症を起こすこともあります。 (その1部分。強調は引用者)
放射性浮遊塵の呼吸での吸引で、鼻腔、上咽頭、気管にそれらが付着します。日々吸い込んでいると、それぞれの粘膜に損傷が起きるので、鼻血がでやすくなったり、鼻水が多くなったり、喉の圧迫感を感じたり、咳が続いたり、感染しやすくなったりします。・・・
次に飲食物からの影響です。食料に含まれている放射性物質量が多い場合は、消化管粘膜に損傷を与えますので、主に腸の障害が現れ、軽度の下痢の継続や、腹部の軽い痛みを生じ、食中毒がおきやすくなります。通常重篤にはならない病原性の弱い細菌群でも食中毒様症状をおこしてしまうこともあります。被曝が進むと抗炎症剤の効きが低下してきます。 (その6部分。強調は引用者)
粘膜の損傷、免疫力の低下が大きく影響しているようだ。
また、上記引用以外の部分でも、おそらく説明されているように進展していく可能性が高いのではないだろうか。
2011年6月頃の時点で、ここまで分かっていた人は居るところにはいたという感じだろうか。当初から政府内部で被爆対策の指揮でもとっていてくれたら、全く違った展開であっただろう。今からでも遅くはないと感じるが・・・