まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

グレーテスト ショーマン

2018年02月28日 | 映画
豪雪と霰と吹雪に閉じ込められて‥なす術はない。

閉塞感と寒さの中、豪雪のトラブルが続々の冬。
開き直りで食べる事、ゐや 食べる事、雪が落ち着いて太っている身体だけが残った。

次男の去年からのリクエストで、20日‥でぶい身体を押して映画館へ‥



ミュージカルは観ている者の視覚と聴覚に直接に訴えて来る。

舞台は19世紀のアメリカ。

中産階級が出現して、偏見と差別が(現代も底の所で変わらないが)特に激しい時代。

主人公はフィニアス・テイラー・バーナム(実在の人物)でショー ビジネスの概念を生み出した男。
サーカスの創設者。
ヒュー・ジャックマンが演じる。
日本ではウルバリン(XーMEN)シリーズが有名だが、彼は20代からミュージカルに縁が深い。
本場ブロードウェイでトニー賞の主演男優賞も取っている。(ザ・ボーイ・フロム・オズ)
レ・ミゼラブルで彼の歌声を聴いたファンも多いと思う。

オープニングは暗がりのバックステージから舞台へ飛び出す ヒュー・ジャックマンを背面から逆光で捉える。

低音で押し殺した歌声が、スポットライトと同時に声量を解き放っていく。

光と影の演出が効いている。

サーカス‥ゲテモノ、下品、フリークス、なんと言われても観客の笑顔は本物。

最初から最後まで歌とダンスが素晴らしい。
息をつく閑がない。

ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロンはもとより‥レベッカ・ファーガソンの清涼な歌声。
キアラ・セトルの迫力のボーカル。子役の子供達。

絵になる。
主演者全員が主人公になっている。

アメリカ合衆国の興行師P・T・バーナムは、世界中の誰もがDNAの一部でつながっていると信じていたのではないか。

ミュージカルは映画館で観るのがいい。
迫力が痛い。
身体が揺れる。

一週間後に息子二人と再度映画館へ。
同じ映画を続けて観る事は‥記憶にない。

時間と経済が許すなら‥毎日通うかも知れない。

「アメリカすごいわ、ほんと。がんばろ、って元気出るよね。EXCELLENTなものにふれると、なぜ生きているかがわかる」

から報告あり。

そう 私がなぜ生きているのか納得する。



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