まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

韓流…ドラマ ブームはまだまだ続くよ。どこまでも。

2015年04月24日 | ドラマ&日記
韓流という言葉が社会現象になったのはいつ頃だったのか実際の所知らない。

映画好きなので、蔦屋(TUTAYA)にいく。
目当ての映画がない。棚から消えている。
反対に韓国ドラマは新作も準新作も目白押し。
行く度に韓国ドラマのコーナーが広くなっていく。
それは、それは、高度成長期時代にビルが立ち並んで古い家屋が姿を消していく日本の姿にも似ている。
まぁ大げさだが、マイノリティの映画ファンにとっては…売り場の浸食の度合いが急激で唖然とする。
そして…ブームの息が長い。
1997年のアジア通貨危機によって韓国経済が破綻した。
韓国は官民を挙げて韓国ドラマや映画などコンテンツの輸出を推進した。
韓国政府も積極的にコンテンツ産業振興策を支援したといわれる。☆ネット辞書からの抜粋。
20年以上前にNHKBS2の海外ドラマ枠で『冬のソナタ』(通称「冬ソナ」)が放送された。
主役の『ヨン様』はドラマを見てない人にも知られる顔になった。
〝はんりゅう〟の火つけ役。
ヨン様『ぺ・ヨンジュン』は韓国経済の救世主であり、日本の中高年女性の白馬の王子様にもなった。
ニュースにも登場していた。

一昨年右手首骨折で、病院と家の往復という情けない有様。
神経の麻痺(右肩と右腕全部)も加わって、トイレも入浴も…日常生活が当たり前にできない。
布団で眠るという行為すら出来なかった。本のページをめくる事も億劫で時間が長い夜。
韓流ドラマを続けて見た。
「野人時代」は120話以上で長い。
このドラマは反日感情を煽ったそうだが、私にとっては免疫系統のボルテージを上げてくれたドラマ。
主人公と彼の生きた時代…胸の中に炎が燃え上がる時代。
手首と肩の痛みが半減したし、何にたいしてなのか、(わが身の不甲斐なさか、世の不条理に対する怒りか)

焦燥感を吹き飛ばして、とにかく…生きる希望と活力が湧いてくる。
ドラマに励まされ、肩を押されてリハビリ生活。


韓流コーナーの前に立つ。伯母さんたちがカゴの中に大量にレンタルしている。
(20枚以上だと思われる枚数)を見る時、「わがよき友よ」…声にはださないが彼女達に愛情を感じる。

まぁ、お金の心配は無さそうだけど…枚数が半端ないのは、暇があるのだろうし、その暇を持て余しているのだろう。
鬱病になる事を思えば、ドラマ依存の方が救いがある。

日本のドラマに鬱を救う力はあるのか
ドラマの質の話ではなく、エネルギーの大きさと吸引力という意味では韓国が勝る。

早く一週間レンタルにならないかな。
いつのまにか、待ちわびている。
天邪鬼の私ですらも。

韓流…まだまだ続くよ。
イリュウ(日流)もがんばれ。




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マクリーンの川(リバー・ランド)…そしてFURY(フューリー)

2015年04月18日 | 映画
ノーマン・マクリーンの『マクリーンの川』好きな小説である。
20年以上前に映画になった。
俳優のR・レッドフォードが監督した。
舞台となったモンタナ州の雄大な自然とフライフィッシングの美しい描写で、第65回アカデミー賞では撮影賞を受賞。
主演のブラッド・ピット(レッドフォード2世といわれたが演技の重みはなかった)は若手俳優としての地位を確立した。
美しい俳優。
ハンサムという形容詞は彼の為にある。
映画の題名はリバー・ランズ・スルー・イット(A River Runs Through It)。

人々の人生は様々で喜・怒・哀・楽はあるが、そんな時間の流れのなかでも、川は変わらぬ姿で流れ続けるという物語。
ブラッド・ピットも彼の俳優人生が川の様に…急流も緩流も浅瀬も深みもあったと思うが…付き合いがないので想像して見るしかない。
映画を観ながら勝手に感じる事である。

☆テルマ&ルイーズJ.D.役~リバー・ランズ・スルー・イット
☆インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア ☆レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い(画面の中で流れる汗がダイヤモンドの輝き)
☆セブン…モーガン・フリーマンが引退間際の刑事役でいい味。
☆12モンキーズ…ブルース・ウィリスが脇役だったようなきがする。
☆スリーパーズ
1997 ☆デビル…悲しい殺人者の役。☆セブン・イヤーズ・イン・チベット
1998 ☆ジョー・ブラックをよろしく…どんな話だったか忘れてしまったぜ。
1999 マルコヴィッチの穴☆ファイト・クラブ、オーシャンズ11
2004 トロイ…アキレスだったか、あたり役だった。オーシャンズ12
2005 Mr.&Mrs. スミス…奥方(A・ジョリー)と息がぴったりで素敵。
2006 バベル…菊池凜子と役所氏が巧い。
2007 オーシャンズ13、ジェシー・ジェームズの暗殺
2008 バーン・アフター・リーディング、ベンジャミン・バトン 数奇な人生
2011 ツリー・オブ・ライフ、マネーボール…メジャーリーグの経営の凄まじさ。
2012 ジャッキー・コーガン…何ともいえない。最後まで見たのは見た。ぼろぼろ、灰色の殺し屋。
2013 ワールド・ウォーZ、それでも夜は明ける…プロデュースの一人で助演、悪の法則…端役。
2014 フューリー 昨日観た。
戦争場面は悲惨だったが、男たちの戦い…ヨーロッパ戦線を戦い抜く5人の男たち。
幾星霜を経て渋みが増した美男子…頼りがいのあるいぶし銀の俳優が戦車の中にいる。

映画好きではあるが、ブラッド・ピットのファンではない。
それでも…彼の歴史は銀幕の中に刻印されている。
顔、スタイルを凌駕して人間の魅力がにじみ出ている男になった。
見事な歴史を刻んでいると思わされた〝FURY〟であった。

映画は窓。
演技者の姿も世界の姿も…見せてくれる。

矮小で脳みそが発酵しそうな私の姿も又。

発酵は腐敗とはちがうでぇ。

腐敗よりも幾分か…ましや

幾分かましなうちに…研鑽と努力を今から。

いいや。
明日から。

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ブログの味は蜜の味

2015年04月17日 | 日記
前回のブログについての感想。

「味」という言葉は「Taste」です。これは「ひとなめ」というほど…の意味だそうで…
「アダム・スミスの味」といってしまうとアダム・スミスをひとなめする…軽くさわるという意味合いになってしまう。
英語に堪能なSさんが語る。

アダム・スミスは経済学者というにとどまらず、生涯を人類の文化史の編纂に捧げた?といっても過言ではない人物。
「味」と一文字で書いてしまっては真正の「味」が解らない。
という意味の話をした。

なるほど…味は「ひとなめ」という意味なのか。
いや…ほどの意味という事なので「ほど」という言葉も大切だと感じる。

では「翻訳では川端康成氏の味はでませんよね」といった場合の「味」…
「味」のある、もしくは「味」のない人という場合…
大勝ちで「味」をしめて、競馬狂いになったそうです……
説明なしでなんとなく理解できるのは…日本語を使っている者の習い性という事かなぁ。

そんな事で話が盛り上がった。
英語だと感覚とか魅力とかそんな表現の方がいいらしい。

ナット・キング・コール ... 蜜の味  A Taste Of Honey~
ア・テイスト・オブ・ハニーは有名な歌だけど、この場合の「味」はひと舐めでしっくり、すっぽり。



まんまるブログが蜜の味。

そう言われる日は来るのか。
淋しい思いが込み上げてくる今日一日が暮れようとしている。

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アダム・スミスの味

2015年04月11日 | 日記
川上肇氏の「貧乏物語」は読んでいる。
再読する。
経済学者…宇沢弘文氏の「経済と人間の旅」
経済評論家…内橋克人氏の「共生経済が始まる―人間復興の社会を求めて」

白井聡氏…「永続敗戦論」「日本劣化論」
内田樹氏…「日本の反知性主義」「日本戦後史論」

戦後70年がたったこの国。
無条件降伏をして、アメリカの傘の下で暮らしている私たち。
傘が破れて雨が漏れていても、突風が吹いて骨だけになっていても痛痒を感じない。

足元だけ、日々の生活だけでいっぱいで、戦後何年たとうが、これからの経済がどうなろうがおかまいなしなぞとは思えない。

金銭感覚は毎日の習慣で作られていく…ことは事実。

アダム・スミスの思想と経済理論が日本に巨大な影響を及ぼしてきた事も事実。

勧められたり、紹介されたりでここの所…読書週間である。

夜の読書は遅々として進まず…2.3ページで睡魔にやられる。

「何人にも妨げられない自由な競争によってこそ、富が生まれ、豊かな社会が実
現する」
「どんなに競い合っても、人々の中に道徳やモラルが存在する限りいわゆる〝神
の見えざる手〟が動いて不平等や不均衡は生じない」
〝国富論〟(A・スミス)は期待していた。
18世紀の経済学者は資本主義の行く末までも予知出来なかった。
アダム・スミスの味は咀嚼出来ないと思われる…2015年。
当たり前だわな。
〝神の見えざる手〟なんぞ、曇りのない空にも見えない現在の社会。
手段を選ばない競争社会。
苛烈なまでの富の競争と格差。
親の遺産だけにつかまって、スローガンだけで生きている高等遊民や趣味人には、絶対に理解できないのが経済の味。


(時間毎に変化していく風景)朝の写真は美しいが。昼過ぎには太陽光線で全体が黄土色に染まる。

時代の流れの中で価値観は変化していく。
しかして、〝お金〟だけは人格さえも変える物として昔も今も普遍である。

だからこそ、経済の本を、生きたお金、血の通ったお金の本を読んで勉強をしたい。

汗を流して、時間を搾りとられて、結果〝賃金〟という些少すぎる対価をもらってきた人間の願いでもある。

勉強をしよう。

誰の為でもなく自分の為に。

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