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まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

大雪の後の ボブ・ ディラン

2016年01月27日 | 日記


現在 下の息子が帰省している。

息子の車は前輪駆動(2駆)で動けない。

道路はシャーベットの様(朝はアイスバーン)で 四輪駆動でも蛇行状態。
除雪車が雪を除く。
道路わきに雪塀ができて、車が交差できない。
降り始めは柔らかい雪が、日にちがたつと白い岩状態で…無理に寄せると車に傷ができる。

雪国の悲惨。

南国生まれの私は…能天気が持ち前だが、雪は好きになれない。
遺伝子レベルで反応してしまう。
怖い。

雪の間は引きこもりたい…切実にそう思う。
現実はそうはいかない。

今日は雪のためしばしの休日である。

お隣のお寺の奥様が(茶菓子持参)でやってきた。
お茶の時間。
雪の三日目でやっと出られた…らしい。

彼女は秋田県生まれで、雪に耐性がある。

それでも、「かんじきが欲しい」ほどの雪なのである。

4,5年周期で大雪の日が来る能登半島。
お互い何とかなると思って生きてきたのだ。



一メートルというと大げさだが、70センチはある。

秋田県出身の氏と南国の私が …子供のことやら 地域のことやら これからのことやら 談笑している。

有り難いのか 動きが制限されて閑なのか 大雪に感謝すべきなのか 解らない。

それでも、時間を気にすることもなく 主題が或るわけでもなく 話ができる 幸せ。

無為な時間がもてる余裕。

その事を噛みしめる時間。

「ながーいお付き合いやねぇ」「本当に」
二杯目の☕をいれる。

「One more cup of coffe」ボブ・ ディラン

コーヒーをもう一杯 僕が旅立つ前に
コーヒーをもう一杯
眼下に見えるあの谷底に向かって旅立つ前に

君の親父さんね あの人は無法者だ
放浪することが仕事のようなもの 本当 本当
やがて君に教えるだろう
刃物の見方 選び方 それから投げ方なんかをね  アーミーナイフの使い方だけは教えた
彼は監視する 彼の王国を
だからよそ者が飛び越えて入ることはない
料理の皿のお代わりを求めるとき
彼の声は震えている

コーヒーをもう一杯 さよならを言う前に
コーヒーをもう一杯
眼下に見えるあの谷底に向かって旅立つ前に

君のお姉さんにはお母さんや君と同様
未来を見る能力がある
君は読み書きを教わったことは一度もなかったね
棚に本があったためしはない
君の快楽は際限を知らず
君の声はマキバドリのように美しい
だが心はあの広い海のように
暗く謎に満ちている 謎は自分自身で説く課題としてある

コーヒーをもう一杯 さよならを言う前に  もう4杯ものんで胃がダボダボですぜ

…頭の中はOne more cup of coffe
物悲し…バイオリンの冒頭が鳴り響いている。

しかして…現実は茶菓子ボリ ボリ 珈琲ダバダバと…見苦しいことこの上ない。
それでもなお 生きていこうと思う私なのである。

道行きのためには 珈琲がいる。

雪を眺めて物思う…そんな 一日。

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大寒の二日後  しん・しん・しん 

2016年01月25日 | 日記

23日の土曜日の午後から積もりはじめた雪で 家はすっぽりと埋まった。


車も…白い粉をかぶってもっこり状態。
駐車した本人以外は、車であるのかすらもあやしい。

村全体が埋もれている。

 

停電は何とかまぬがれた…今のところは。

水道も台所だけ…凍らずにすんで助かっている。

昨夜は しん・しん・しんと冷え込んで キシリ キシリと柱のきしむ音が聞こえた。
ミシッ ミシミシ 屋根が抑え込まれている。
野良猫もみゃーと鳴いている。

悲しい声で鳴く。
猫は寒さに弱い。


家全体が冷蔵庫のようだ。
カビと埃も凍えている。

槙ストーブの炎が有り難い。
炎の周りが暖かい。
家族の声で寂しさがまぎれる。

「屋根雪に気をつけて」氏と電話で話す。
「埋まってまうで 呼吸困難になって大変なんやで」「雪の中 漕いで歩くって感じやわぁ」
「雪の重さで 身体を打ちつけて 骨折するし」「そのままの状態で身動きできず…もあるわねぇ」
結果お亡くなりになってしまうわたくし……下流老人の悲哀。
ニュースでも他人事でもない。



除雪車も間に合わないのが我が集落。

今年は降らんでよいねぇ。
過ごしやすいふゆやわいね…談笑していた矢先。

普段はなんでもない 煩わしかったりもする 当たり前の日常…その事に感謝する大雪の日。

今も 足の下から しん・しんと冷え込みがせまる。

「なんか いるものある 買ってくよ」…息子から電話。

ありがと。

助かるわぁ。

ほんとに。


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🎂 おめでとうー

2016年01月18日 | 日記
誕生日(17日)プレゼント頂きました。
沢山いただいた。
☆化粧品 ケーキ アルコール各種 食品 金券 バースデイ・カード‥‥

有難う。

嬉しかった。

幸せだと思った。

生きてるだけで満腹という感じがした。

何の取柄もないのに 気合いと張ったりだけをかましている。
気合いも勢いがないし…張ったりも力がない年齢になった。
大きな顔して(顔の面積が広いと言う事もあるが) 生意気で傲慢な私だわ…半分はそう思っている。

しかして 半分は、私 生きているし …ここまでやってきたし…何遍も死線を越えてきたし…

実力の欠片もないのに…荒唐無稽な自信ももっている。

情けない…恥ずかしい自分を持て余して息をしている。
生息しているのである。

又 今年も 細々と営業努力をしていくしかない。

天命とか運命とか言ってはみるものの……天からは見限られている感もあるし流されて運命なんぞ大海の中。

そんなわたくしに…プレゼントやカードをくれる人がいる。

¨頑張ろう¨。
目標が或るわけでもなく 指標もない。

だけど…素直にそう思えた誕生日でした。
あ り が と う。

多謝。
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情に棹させば 流されて…溺れるばかり

2016年01月15日 | ドラマ&日記
…山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。
智(ち)に働けば角が立つ。
情(じょう)に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越し(ひっこし)たくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩(うた)が生れて、画(え)が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。
やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行くばかりだ。
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。
ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。…

100年以上前…夏目漱石氏のいうところの「非人情」の世界を描いた名作。
「草枕」の冒頭部分…原文のままで()は私。

実力の無いものが(情)で動くと 自分自身がストレスで病になる。
結果 家族にも 友人にも迷惑をかけるばかりと痛感している今日この頃の年明け。

めでたさは少しもない。

連れ合いのねむは 「困ってる者はきたらええ」「嫌なら出て行ったらええんや」
常に二本立て。

棺桶に入るまで変わりそうにない性格。

無責任この上ないが、責任という言葉を知らない人間なので会話ができない。

住居と仕事…その他諸々…地域住民の感情 風来坊がのほほんと生きられるほど甘い時代ではない。

先立つものが無ければ生きていけない。

食べて眠るだけと言っても誰かのお世話になるしかない。

居候が長くいると 親切が仇になっていく。

かかわる他人は すべからく¨いい人¨なのだ。

いい人は調子がいい。

その場限りの励ましと少しだけのプレゼント(冬服 食料等)だけで善人の条件を手に入れる。

当てのない居候は カットバンの様な優しさに依存して益々長尻になっていく。

さて 人の私がする事は何か。

嫌な役回りばかり回ってくる。

運命なのか ❔
天命なのか ❔
その両方か

久々に冬らしい雪の積もった日。



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居候(いそうろう)

2016年01月08日 | ドラマ&日記
ヤフーの知恵袋の質問…ある男性の告白

★非常識?な居候について
ぼくは一軒家を借家として借りており、彼女と僕の二人で住んでいます

去年の暮れ12月くらいからうちに居候がひとり増えました。
彼女と僕の共通の友人である女の子で、家庭(実家)の事情で行くあてがなくスゴク困っているとのこと。

うちの一軒家の二階部分には、ほぼ使っていない部屋が二つもあったため2ヶ月くらいなら気分転換にもなるし
うちにいればいいよと僕も彼女もその友人がうちに居候することを許可してしまいました。。。

それがこんなに後悔することになるなんて。。。

まず居候一週間もしないうちから居間のいたるところに自分の持ち物(バッグ、上着、食べかけ飲みかけのモノ)を
置きまくる。

うちで3人でいる時も常に携帯をいじっている。(一緒に映画をみようという時も携帯を見ていて映画の内容を理解していないレベル)

頻繁な朝帰り。

部屋はすでにゴミ屋敷化している。

ちなみに家事はほぼ手伝っていません(時たま食器を洗ってくれる程度)その他にも、育ちを疑いたくなる生活っぷり。

さすがに自分の立場を理解して欲しく何度も話し合いをしているのですが、その場ではすごく綺麗な事をいって「もう反省して直す」と言うだけで一週間もすれば元通り。

もうお手上げです。

ちなみに、一緒に暮らすようになってから「ひとり増えることによってお金の部分はどうしても増えてしまうので」と
月3万円だけはもらっています。
みなさんならどうしますか?

もう我慢ならないから出て行けと言うのはおとなげないでしょうか?

少額にしても生活費をもらっているので、ある程度の自由は認めるべきと思っていたのですが、これは甘すぎるでしょうか(ちなみに北国なので月の灯油代だけで2~3万円などなくなってしまいます)

居候を受け入れたことのある経験者の方やシュアリングの経験者なども是非アドバイスお願いいたします。★
★~★が質問で…
ベストアンサーに選ばれた回答
☆甘すぎだと思います。
話し合っても改善しないんだから、速やかに追い出すべきです。☆
☆~☆が回答。
以下 コピー&ペーストだが…原文のまま。
他人事とは思えない。
アンサーのように速やかに行動に移せないのが現状。

他人が日常に入り込んでくると概ねこのような具合になるなぁと思う。
非常識?な居候についてと書いているが、常識があれば居候などしない。

居候には¨事情¨がある。

その事情は概ね本人の責任でしかないのだ。

責任感の強い人間は居候などしない。

したところで三か月が上限である。

それ以上になるとパラサイト気質か、自覚のないままに依存する体質かの…どちらかである。

NOと言えない人間が居候を助長していく。

私がそうかも知れない。

今年は自分の性格を分析して…自分と付き合っていく年。

¨人¨に成る年。

凡庸な人間の善意はたかが知れている。
自分を助けられない人間が他人を助けられる筈がない。

居候は何人も我が家に来た。

去年から一人いる。

見ているだけでしんどい…体力が消耗していくばかり。

お金ももらっていないし 善意の友人たちにも迷惑をかけるばかり。

(お金があれば我が家には縁がない)

ため息ばかりで 滅入る。

そんな年が始まった。

何とかしなければ…

明日に向かって…一歩踏み出せるように…
私も 居候も どちらも。

ジャンプ
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