まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

唐辛子の文化…燃える食卓

2014年05月30日 | 日記
食文化…日本<わたくし>と韓国<合歓さん>という事で言えば。

・主食がごはん
・調味料は大豆の醗酵が基本<醤油、味噌等>
・動物性たんぱく源は海産物が中心…あとは肉<豚、牛、鳥>

似ている所はある。
両国の食文化で最も大きなちがいは…『唐辛子』の存在だろうと思う。
特に韓国の漬物の代表格のキムチ。
白菜キムチ、大根カクテキ。オイ<胡瓜>キムチ。
栗キムチ‥等、何種類ものキムチがあるし…水菜キムチもおいしい。
しかし唐辛子が使われてない物を探す方がむつかしい。

日本では辛味・薬味として使われる唐辛子。
しかし韓国での唐辛子の使われ方は尋常ではない。

キムチを作る時に問題になるのは、日本産の唐辛子では、いい味が出せないということである。

日本列島:火山性で土質は酸性にかたよる
朝鮮半島:海底の隆起によるため、アルカリ性土壌、
風土、土壌の違いはある。

日本の唐辛子は「辛さ」だけ。「辛味だけ」…韓国の人がいった事がある。


韓国の気候風土で作られた唐辛子には決定的に『旨味』『甘味』がある。
さらに野菜について、その歯ごたえの点では感覚的には『圧縮』された感じの食感があるのである。

要するに日本と韓国とでは、唐辛子に対する付き合い方が違う。

少しだけお手伝いお願いしてもいい…日本<わたし>

おぉ、我が心の友よ…韓国<合歓>

さらっと…と…暑苦しい…ぐらいの違いはあろうと思う。

 

<えごまの葉辛子漬け> <剣先いかの辛子味付け>
ごま油とコチュジャン(赤みそ)チョジャン(さっぱりとした酸味の酢味噌)で味付けする。

朝鮮半島は寒冷地であった為、塩の過多摂取を防ぐため…唐辛子の改良が重ねられたという事もある。
少量の塩と唐辛子で食材の旨みを最大限に引き出す。
唐辛子の辛味成分であるカプサイシンには体脂肪を燃焼する成分が含まれていて、ダイエット食材として人気がある。
確かに贅肉がついてる人は少ない。<韓流の俳優たち>

 

<返りちりめんと青唐辛子味付け>  <めんたい味付け>

今日の我が家の夕食のメインだが…。

カプサイシンは脂肪を燃やす代わりに、食欲中枢も刺激する。

ご飯泥棒でもある。食べすぎてしまう。

食卓は真っ赤に燃えている。

体脂肪は簡単に燃えてくれない。

真っ赤に燃えているが、辛さよりも、美味さと甘さが上回る。

韓国料理は美味。

赤唐辛子よりも緑唐辛子のほうが 辛味は強い。

ついつい…食べ過ぎてお腹が又出てしまった。




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燕のたまご

2014年05月29日 | 日記
三日前、玄関の土間にたまごの殻が落ちていた。
昨日は初羽が落ちていた。

今朝、巣の中からヒナが顔をのぞかせている。
私の気配ですぐに引っ込む。
「ちゃんと育ってるねえ、頑張れ…燕たろう」
オスメスの区別はつかないが…なんだか、安心する。
自分の顔がゆるんでいるのが解る。

今年は燕の訪れが早かった。

親燕のオスは、尾羽の燕尾の部分が半分むしり取られている。
それでも…何千Kもの海を越えてとんできたのかよ…そう思うと…涙腺がゆるむ。


 <去年はシャンクスが燕の巣を守っていた>

疲れて座っていただけなのかも知れないが、充分な見張り役であったろう。

今年は頼りの番犬がいない。

わんこがいない分、野良猫が幅を利かせている。

天敵のからす…も…蛇…も…やたら多い気がする。

去年は三度繁殖したが、今年はどうだろうか。

毎年、減少しつづける燕たち。

わんこの変わりに私が見張ります。天敵からヒナ鳥を守ってみせます。

14年間、一年の半分はお付き合いです。

だから、何が出来るって訳ではないのだが。

ちょっと気合が入った朝でした。
















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人気は…ひとの気

2014年05月26日 | 日記
人気を持っている。人気がある。
理由ははっきりしない(お金がある訳でもないし…地位が高くも無い。)…けれど人に好かれるし、いつも周りに人がいる。
そういう人がいる。
才能でもあるし、運でもあるし、性格でもあると思う。

人気と言う言葉の意味だが、世間一般の評判が高いとか株式市場で、投資家の間に広がる、ある銘柄の評判。
「買い人気にあおられる」…という事であるとか…
その土地の人々の気風。じんき。「人気の荒い土地柄」である…とかとは別に…。

多くの人の受けが良い。もてはやされる。

それとも別に…。
人間の意気が大きい。器が広い…その人の心の片隅にでも、自分が入〈はい〉れる。
入〈はい〉れなくても入〈はい〉れてもどちらでも、その人の存在を感じられるだけで、その人の近くにいるだけで安心する。

それが、人気という言葉ではないのか…私は思っている。

人の気が集まる家も場所も、結局は其処にいる人間の心に余裕があって、人が好きである事。
人と付き合いたいという気持ちが強い事。
それに尽きると思う。

我が家の旦那、合歓さんは人を寄せる。

社会的な地位は低い。奴隷階級と言ってもよい。
金はない。鉄くずを運んで日銭で暮らしている。

「わしは、一日18万稼いできた」と言っているが、支払いが18万を超えている。
まるっぽ、赤字。大赤字である。

こんなおっさん。ホームレスと変わりないおっさんなのに…人を呼ぶし人が来る。
ホームレスは家がない。合歓さんには家がある。私と息子達の家である。

平気で仲間を呼んでくる。土足で我が家に入ってくる。

「行くとこがのうて困ってるんや、見捨てられんやろ」「俺を頼ってきたんや、どうして袖に出来る」

合歓さんは人気がある。

浮浪者が山ほどくる。自分で金を稼いだ事もないぼっちゃん。

ただ酒にありつきたいだけの輩。売れない劇団員。
女性は美人が多い。
不自由な安定よりも…自由を選択して生きている彼女たちは、美しい。

人気がある。

合歓さんは誠に人気がある。そうとしか言えない。

「人気」って怖いなとつくづく思う。

人気があればいいという訳ではない。

ごみも、滓も、寄せる。塵も芥も引き寄せる。
人気には側面がある。玉石混淆 が引き寄せられてくる。

私など‥損ばかりしている。
嫌な顔をすると、ヒステリーと影で言われ、相手にしなければ…怖い女と言われる。

もてなしてばかりで、すり減って饗応夫人になっていく。太宰治の小説である。

心の中で自分の傲慢を燃やす。

松明のごとく、わが身の炎が自分自身を焦がしていく時。

私が知らぬ内に、身体が灰になって…そうして。

灰の中から燦然たるダイヤモンドが輝いていくように。

アンジェイ・ワイダの<灰とダイヤモンド>の一説にこんな言葉があったような気がする。

映画も文学も音楽も、無形の財産。

それが私を救ってくれる。

明日も又。

どなたがやってくるのやら…楽しみに待つ自分が怖い。














































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空豆は勾玉の色。

2014年05月23日 | 日記


色かげんが良い。

塩加減が良い。ほくほくと美味しい…とは言っても、二、三日続けて食べると飽きる。

感謝をすぐに忘れるのが人間。
無事に食べ終えた。ほっとする。

大量に頂いた空豆。

形が…色が…大きさが勾玉〈まがたま〉を連想させる。
穴をあけてネックレスを作りたい。

古代の日本における装身具の一つである勾玉。
勾玉は太陽と月が重なり合った形を表している。

自然界のパワーを受けることで、魔を排除し幸運を呼びこむ物とされる。
日本神話において、天孫降臨の時に、瓊瓊杵尊が天照大神から授けられたという三種の神器。
鏡・玉〈勾玉〉・剣。
日本の歴代天皇が継承してきた三種の宝物。
「鏡」は「知」、「勾玉」は「仁」、「剣」は「勇」

天孫はどのような形で生まれ出で、何によって〈雲に乗ってかな〉…降臨したのか?
瓊瓊杵尊とはどんな人物で、天照大神とは如何なる所から生まれ出た神なのか?
アマテラスというからには、この大地を余すことなく照らしていたのであろう。

八咫鏡(やたのかがみ)

八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)

草那芸之大刀(くさなぎのつるぎ)
三種の宝物。
天皇陛下は宝物をしっかりと目に焼き付けて記憶しているのだろうか。

滅多な事では、門外不出の神器。

古事記。日本書紀を読み帰すのは今この時かも。
空豆のお蔭でそう思う。

勾玉に開いている穴は、現在の自分に命を与えてくれた遠い祖先とのつながりの穴らしい。
大いなる霊力の恵みを受けられることを祈っている。

偽物の勾玉なら持っている。

祖先の霊力の恵み等‥感じたことが無い。


ヒスイかラピスラズリ〈瑠璃色〉の勾玉が欲しい。

勾玉の形が愛らしいから。

持っているだけで幸せになるかもね。
















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療法士…二人の娘

2014年05月21日 | 日記
初めに会った時から…真面目な仕事ぶり。

色んな話の合い間、合い間、結構味が出てきて情が移ってきた。

理学&作業療法士という事で、仲良しの二人…らしく相談しながら治療に当たってくれている感じがする。
嬉しい。

あらゆる手立てを考えてくれている。工夫してくれる。

「骨折」にもいろいろ、様々、十人十色、百人百色。
「マイナス0~出発してますから」
「握力が0だったんですから」

機能障害が起きて〈右手首の場合なら右腕全体〉が動かなくなる事も多いと聞く。

私にとっては年頃が娘の様な二人。

仕事だとはいえ、微に入り細に入り、手を変え品を変え思考している。

内の一人は、私の友人の友達だったりもして…ちょっとした話のはずみで露見した。

治療の過程で出会えた訳で…縁というものの不思議を噛みしめている。

今日は、江戸の陶磁器の話で盛り上がった。

後…空豆の話が出た。
旬の物。
午前中、頂き物の空豆の皮をむいて料理するだけにしてあるしタイムリー。

塩ゆで、煮物、かき揚げ他 どんな料理法がいいか。
聞いてみる。

空豆ご飯…豆が大きすぎるよ。〈好きなんですよぉ〉
殻ごと焼く〈焼き空豆〉が美味しくて甘い…それいいねぇ。ほんでも殻剥いてしもたわぁ。





でっかい空豆です。千葉県の物だそうで。

今度からは殻ごと焼きます。

塩ゆではビールのおつまみに…あうよ。
かき揚げもまいう~。

雨模様の空をみながら、夕食の支度。

今日も平和に暮れていく。
























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