まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

如月(きさらぎ)の月

2016年02月27日 | ドラマ&日記
昨夜 真夜中…台所の窓から月が見える。

今年は寒暖の差がひどいわぁ。
そう思いつつ…二月の月を眺める。
凍える冷気…水道をひねる。
明日の凍結予防である。

月を見ている。
ぼうーっと見ている。

寒さがほのぼのと感じられる。
何故か。
答えはない。
ヒートショック現象で(老人は)いつ倒れてもおかしくない我が家の台所の温度…なのだ。
なのにほのぼのとした空気と室間。
感じるのは心。
いいや 脳みそである。

窓ガラスから…煌々とした月。

脳みその不思議。

 
牡蛎貝の食べ過ぎか…

とにかく…真夜中の台所で水を飲みながら考える。

心の持ち方とは、脳みその切り替え次第なんだろう。

束の間 家族の関係が頭をよぎる。

どんなに高級なお茶の葉でも…水で入れたら味は出ない。
でがらしよりも味気ない。

世の中はすべからく。

ぶるっ。
寒さが爪先からくる。

これは本能というもので…脳が紡ぎだすよりも早い感覚。

月が隠れて雪に変わった。

明日は寒い。

皆さま…インフルエンザにかかりませぬ様に…
お体ご自愛下さいませよ。

ぶるるっ。










なめんなよ 。

2016年02月18日 | 日記
 

この季節 息子二人が我が家にいる。
仕事がら 何かがあるのか 嫌 たくさんあるのだろう… とにかく矛先は私に向かう。

役にたたない旦那…合歓さんを褒めたりもする。

忌々しい。
腹が立つ。

子供たちが20歳になるまでは…忍“にん”の一字でサザエさんだった私。

涙を流す閑もなかった。

「解ってほしいは、乞食の心」とS・Tさんは言ったけれど…

涙を呑んで 食べたい物もがまんしてまず子供。
流行からは目を背け…欲しい物など追い出して子供に与える。
その子供ふたりが合歓さんビイキでは…あんまりではないか。

解ってほしい。解ってほしい。ほしいぃぃ。

神も仏も…天が見ている事…も な い の か。

はぁぁぁ… 報われない人生であるし 虚しい。


怒り心頭で腹が煮える。

雪が降ってきた。
冷え込みがひどい。

冷え込みの中で思う。
冷え込み過ぎて脳がいい具合に動かない。
その脳が思う。

「20歳すぎまで、サザエさんと言ったって もう上の息子は30歳である…」

この辺でもう勘弁。

落ち込んでいる私自身がもう勘弁…私自身が嫌になる。

私に出来ることが或るはず。
もっと もっと もっと。

自分の可能性を開放したい。

そのことが険しい道である事を思い知らされる。

生きる力とは何か。

つくづく 考えさせられる。

居候(いそうろう)の問題も含めて…頭が痛い。

一見…人が良い様に見える人間が一番たちが悪い。

人の良さに付け込まれる私も悪い。

悪い 悪い 悪い 毒が回りすぎて 頭が冷え込む。


もうそろそろ 春になってもいいかな。

今日は陽が射し込んだ。

太陽に向かって呟く。

なめんなよ。


座椅子に穴がある理由

2016年02月09日 | 日記
座布団が滑らないように…当たり前の事だけど、デザインした人の気配りが感じられていいわぁ。

そんなことを考えている。

今日は時折太陽が射し込んだが…黒い雲が流れ込んできてみぞれが降ってくる天気だった。

外回りは身体が冷える。

お風呂に入浴剤をいれて…あったかくしながら一息。

小さな気配りは家族にとっても大事な事。

7日朝、北朝鮮が予告どおり「人工衛星」と称するロケットを宇宙に打ち上げた。
大手メディアは一斉に「北朝鮮ミサイル発射」と大々的に速報した。

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビ
「地球観測衛星・光明星(クァンミョンソン)4号を打ち上げ、軌道に進入させることに完全に成功した」と発表した。

各メディアは、ほとんど鍵かっこすらつけずに「ミサイル」と決めつけて報道している。
「北朝鮮が『人工衛星』と称する」という枕詞もつけず、単に「事実上の長距離弾道ミサイル」(読売新聞同日付朝刊1面)
と書いているところもある。
NHKも速報ニュースのテロップは「北朝鮮ミサイル」
ナレーションでも単に「事実上の長距離弾道ミサイル」となっている。
「ミサイル」と「人工衛星」とは違う。

まぁ北朝鮮は面倒くさい国ではあるが、わが国の国営放送のナレーションまでがめんどくさい感じがしてあきれる。

そんなことを思いながら…ニュースを見る。

国民的アイドルやタレントの進退…

野球選手の覚せい剤問題やら…高齢の母親の放火問題やら…

甘利大臣の辞任が霞んでしまっているのはなぜか ❔
霞が関とはうまいこといったわなぁ。

垂れ流しのテレビだけれど…どの問題にも出所があるだろう。

出所があきらかにならない限り…見ている側も脳みそは使えない。

事件が起きたといっても…その理由は誰も知りたがらない。

北朝鮮のミサイル発射だが…

BBCは「長距離ロケット」(long-range rocket)と報じている。
ちなみに、日本共産党は「事実上の弾道ミサイル」。
社民党は「北朝鮮によるロケット」と表記して談話を発表しているのだが。

¨大本営発表¨という大嘘を信じてきたわが国の庶民。
その末裔である私。

北朝鮮はうさん臭い…どのような扱いをうけても金正恩第1書記よ。あんたが悪い。
そう思うのだが…

座椅子に穴があるように、ニュースにはネタ元がある。

¨元¨が真実である事を…
誰か(個人の人生)を貶めるだけでは無いことを…

権力の思惑で大多数が扇動されない事を…

願いながら…

お風呂の中で身体をほぐす。
ついでに脳もほぐす。

今夜も冷え込んでいる。







雨を見たかい/Have You Ever Seen the Rain

2016年02月05日 | 日記
大雪の後 雨がつづいて ホッとしている。
道路だけでも雪が溶けてくれる。
外仕事が楽になる。
ホッ…。
小市民だなぁ…ほんとに 。
雪が溶けた道路を飛ばしながら…C・C・R。

みぞれが降ってきた。
それでもなお ホッつとする。
積もらなければいい。
誠に 小市民である。
嫌 小村民と言い換えたほうがいい。

車の中で曲を流しながら …自分を鼓舞する。
D・ボーイのモダン:ラブが見つからない。
彼が居なくなった今…聞きたい。
見つからない。
…運転しながら…左手でダッシュボードを探す。
よかった。
CCRのベストが届くところにあった。
¨雨を見たかい”

ベトナム戦争の反戦歌。
「雨は米軍によるナパーム弾絨毯爆撃の隠喩である」という説が広く信じられている。
私の高校生の頃の歌。
私も反戦歌だと思って聴いた。
そう信じていた。
そして好きになった。
「このことは、ベイエリアでは他の地区よりもよく起こるんだ。陽が照っているのに雨が、虹と雨粒が降ってくることがある。風が吹くと、雨が金門橋を越えてサンフランシスコ湾に飛ばされて来るんだ。『雨を見たかい』はCCRの崩壊についての歌なんだ」

後にジョン・フォガティが語ったと聞いたが…何とも思わなかった。

私の時代は…この歌が反戦歌として心に残ったのであり、今雪道を走りながら聴いても…
うぅーん いい歌だなと心が反応する。
そして 何十年経っても自分が曲に合わせて歌っている。
その事が嬉しい。

「雨」はナパーム騨でもイスラム国のテロでも…プルトニウムでもなく…そしてそれらを内包するすべてでもあり…
私の生活と人生とそして 現実の雪の重さであったりもする。

ずっと昔に誰かが言っていた
嵐の前には静けさがあると言う事
分っている
そうしてやって来るんだ
嵐が過ぎ去れば そう
晴れているのに雨が降るんだ
分っている
雨のように光って落ちてくるんだ

僕は知りたい 雨を見たかい?
僕は知りたい 雨を見たことがあるかい?
晴れた日に降ってくる雨を

昨日も その前も
太陽は冷たく光り そして激しく雨が降る
分っているさ
いつもそうなんだ
永遠に それは続く
輪のように繰り返し しっかりと ゆっくりと
分っている
でも 止められない 何でなんだろう

僕は知りたい 雨を見たかい?
僕は知りたい 雨を見たことがあるかい?
晴れた日に降ってくる雨を…若いころの私から年齢を経て見過ぎ世過ぎで幾星霜。

晴れた日に降ってくる雨がある。
確かにある。
その事を脳みそではなく、体感として知っている。

ベトナム戦争は遥か昔だし…9.11も3.11も過ぎた事と思い忘れ去りたい自分がいる。
深く恥じ入りながら…それでもなおいぎたなく生きている自分がいる。

いまだ何者でもなく…地球の黴(かび)ですらない。
ゴミと笑うほどにも達観できない。

そんな自分を振り切って…今日も仕事に励む。

そうやって 生きていく。

その事に意味などないが しかしその事が全てでもある。

ジョン・フォガティの声が響く。

40数年前と変わらないシャギー・ボイスが私の背中を押してくれる。

ありがと。

誰にいうでもなく…つぶやく。

ありがと…

又 みぞれが激しくなった。