まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

李さんは合歓〈ねむ〉さん。

2013年03月19日 | 日記
李さんは、仲間内で合歓〈ねむ〉さんと呼ばれている。
人と会い歓ぶから。笑顔が無邪気である。

初対面でも相手の心に土足で上がりこむ。
顰蹙〈ひんしゅく〉をかってもすぐに相手を忘れる。
気にならない。気にしない。
合歓さんに会えて良かった。楽になったという人達も少なからずいる。
しかし侮辱されたと捉える人も多い。

まんまるは、合歓の代わりに頭さげてばかり、謝ってばかり。
そうしないと世間が狭くなるばかり。
なのにいっこうに感謝されない。
「俺ぐらいで駄目になる人間関係なら、初めから駄目なんやで」
「皆、嘘ばっかりで生きとる。ほんやから俺の存在がはらたつんや」
確かに正直に生きている合歓さんではある。

正直と配慮の欠落が同じならであるが。

パソコンはマウスしか使えない。

お絵かきでも、マウスを駆使して面白く遊んでしまう。

ある意味幼児的だが、初めてでこれはなかなか。ふーむ。
色使いはセンスを感じる。

隣人にこんな人がいたら…さぞ面白かろうと思いつつ。

今日はここまで。








李さんとまんまるの話

2013年03月18日 | 日記
李さんは、大阪西成区で生まれた。

まんまるは、土佐の高知四万十川の畔で育った。
「そして今は」日本海の半島の山間の限界集落に居る。

「そして今は」シャンソンにこんな歌があった。
ジルベール・べコーは良かった。
ピアノを弾く。立ちながら弾く。叩くように弾き歌う。声も顔もいい。
ピアフが恋したジルベール。粋という言葉がはまる。

李さん一家の今は、漫画〈つげ・よしはる〉とあんまり変わらない。
その日暮らしは野暮よりおとる。
お金があったら、そりゃ酒でも呑んで、お金のない日は隣の畑のトマトを
もらう。野菜をいただく。漫画では盗んでいたが、そりゃあかん。
犯罪になるでしょ。という訳でおことわりを入れる。
すぐにもらえる所が、田舎の良い所ではある。

まことに人生はなんの因果が巡ってこんなんなるやらさっぱり解らない。
一寸先は闇。五寸先は落とし穴。明日はどこ?
明治維新の頃の侍の気持ちが解る。
突然幕府がなくなって、丁髷をざんぎり頭にしたはいいが、髷が恋しいよ。
ほんと、途方に暮れるしかないと思う。
李さんとまんまるについて書こうとすればするほど、適当な言葉が見つからない。
悪い記憶ばかり、傷痕ばかりはいくらでも胸の中を去来する。
自身の不幸を冷静に選別できる高等さは私にない。誠実さもない。

心に渦巻いている言葉が溢れ出して自分を押しつぶしてしまう前に間に合えばいい。


薪ストーブの煙が目にしみる。







まんまるな私 2

2013年03月14日 | 日記
昨夜は1本半映画をみた。

「トータルリコール」はリメイクだが、コリン・ファレルが良い。
渋い顔になった。アレクサンダーの頃より魅力的である。
たたみかけるスピード感で面白い。

続けて「源氏物語 千年の謎」
平安サスペンス絵巻仕立てである。

稀代の美男子である光源氏は、どの女性にも誠実、愛の言葉も
実〈じつ〉があり、心根も優しい……笛も舞も上手。書才もあるし。

半分ほどで疲れてきてやめた。

〈何事も綺麗に収めて無理してる〉まんまるな私と変わらんよ。源氏くん。

もちろん顔はまるっきり似てないし、時代もはるか昔、場所は宮中とはいえ、皆にいい顔ばかり
したらあかんわ。そりゃ嘘でしょ。
母親に早く死なれて母恋しさのトラウマで女御、更衣にのみ興味をもつ。
美男子だからもてる。優しいというより煮え切らない。

ど田舎の私と比べるべくもない。しかも映画でしょう。ああた。
まんまるはまんまるな自分に嫌気がさしているのでぶつぶつ。
紫式部が生きていて、この映画を見たら怒るか、笑うか、欠伸するか。
三つの選択肢しかないと思われます。。

今から残り半分を見て、もっといらいらしてみますか。

目には目。歯には歯。愛には愛を。いらいらには、いらいらを。

と云うわけで再び映画をみる。

多くのものを魅了する力は、等しく多くの苦しみを寄せる。
血の涙も流さないとね。源氏くん。

これが主題でしたね。

いらいらもおさまったし。ま、いいか。






まんまるのお話

2013年03月13日 | 日記
息子から、まんまると呼ばれている。


〈息子が書いた私の顔〉
アンパンマンと同じ顔。

物事を丸く収めたい。
角を立てたくない。
なるべく、綺麗事で繕いたい。

李さんの事も、家族の事も、生活全部背中に背負って丸く丸く永らえていきたい。

アンパンマンというよりも、ジャムおじさんに似ている。
「なにか、起きなければいいんだが?」
いつも心配ばかりして心そぞろ、気もそぞろ.

近所付き合いも学校行事も、毎日の家事全般もつつがなく。
本当に息つく暇もなかった。

自分がすり減って身体を悪くしても、「大丈夫、大丈夫」
「私、強いから」自分をだまして、嘘をついているまんまるな私。

そろそろまんまるな自分を見つめなおそう。棘も毒も隠しきれない。
自分の一部として身体の奥の奥にある。

東日本地震から二年。さよなら原発。さよならプルトニウム。
痛切に願う。

そして、さよならまんまる。
新しい私が始まりますように。












春ですよ。

2013年03月10日 | 日記
雪も溶けてきて、いよいよ春ですよ。

花粉の季節ですね。

季節感は有難い。
しかし花粉は辛い。
お山はスギ花粉がいっぱい。

風がふくとオレンジ色の飛沫が見える。
くしゃみが、たてつづけに出てとまらない。



田舎暮らしも長くなると、する事も多くなります。

田植えの準備も抜かりなく。

春に向かってストレッチで身体伸ばしましょう。

心も伸ばしましょう。

一抱えもある大木も小さな苗から成り、九層の塔も、ひと箱の土から建ちあがる。

一億円も一円から貯めなければはじまりません。

何のことやら、何が言いたいのやらさっぱりですが、

春は始まりの季節です。

るんるん。