まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

とまれかくまれ…ともあれかくもあれ

2014年06月26日 | 日記
一昨日は関東地方に雹。
東京三鷹市の被害をニュースで見た。
昨日は埼玉県和光市他で道路が一時冠水した道路冠水…ゲリラ豪雨がおそっている。
道路冠水は人災である。

サッカーはコロンビアに負けて予選敗退。
ザッケローニ監督は勇退するのか…気になる。
と書いたところで引退のニュース。
「監督」だけの責任ではないと思うけど。

世界は強い。
ウルトラ・スーパーのロナウド。
神の子メッシ。
メッシが11歳の時に成長ホルモンの治療費をねん出しなければならなかった話は有名。
彼はそこからどう這い上がっていったのか? 
12歳の少年ロナウドが家族の暮らす小さな島をひとり離れて首都リスボンへ向かい(生家は現在跡形もない)
どうやって苦難に打ち勝つ強い精神力を身につけていったのか? 

ドログバ…ネイマール…。
FIFA ワールドカップは魅力ある選手が多い。

ミーハーのファンとしては、日本の敗退が残念。


とまれかくまれ…能登半島は晴れている。

島唐辛子に毎日水やりをしているほどの、空梅雨。

   

  

(有機農法)J・Mさんの畑。

化学物質の利用をやめ、天然の有機物や天然の無機物による肥料を用い、自然のしくみに逆らわない。
農作物の収穫量よりも、土の中までも含む生態系全体の健全性を大切にしている。
野菜達は、精一杯育とう…伸びようとして力強く、凝縮された旨みを醸し出す。

空梅雨…でもじゃが芋ドログバ。小さくてもトマトメッシ。ピーマンネイマール。

負けずに頑張れ。



























ナスタチウム…いただきましょ。

2014年06月24日 | 日記
ナスタチウム(キンレンカ)

メキシコ~南米に分布するつる性の草花。ハーブ。
食用だそうで、先週の日曜日…畑の神(J)ちゃんとこで頂きました。



花も葉っぱも、実も全部食べられる。

ピリッと(わさびの葉に似ている味)だけど、そこは南米風の辛さとしかいえない。

  

帰りにお持ち帰りして、夕食にも頂きました。

サラダで…あと、 ハムと巻いて。

水洗いしただけで、安心して食べられる野菜。

食べるほど身体の中が綺麗になっていく…そんなすがすがしい味でした。



葉っぱの形が蓮の葉に似ている。
蓮の葉が一回り…二回りか?
小さくなった感じで。
…ムシャムシャ食べながら有難い気持ちが沸く。

蓮は7月の〝誕生花〟で夏を表す季語。 花言葉は「雄弁」。
ハスの花と睡蓮を指して「蓮華」(れんげ)といい、仏教とともに伝来し古くから使われた名でもある。
うぅーむ。
夏に向かいます。

自分の事を雄弁に語れたら…

お釈迦様が微笑んで下さるかも。









ガラクタ屋…合歓さんの友達

2014年06月22日 | 日記
蛍の季節。



合歓さんのガラクタ屋は、蛍の住家。
宵やみの中、星の欠片のようにきらきらと…淡い光に包まれている。

狸の親子やキジの親子がゆったりと過ごしている。
合歓さんの側でうろうろと…共生している感じが見える。
彼の身体から同じ生物の匂い、エネルギーが立ち昇っているのだ。

私が行くとすぐに逃げてしまうのでその事が解る。

 レトロな流し台。 
 
山の湧水を引っ張る黒いホース。

メダカと鮒が住んでいる。

餌も十分に与えて世話をかかさない。



合歓さんの寝室。
テントの中には、文机とコールマンのランプ。シュラフ(寝袋)。

ぐっすりと夢も見ないで熟睡できる…そうである。

風の音。雨音。テント窓から見る星。蛍の光。雪の中。
年中テント生活。
板についている。

スズメ蜂もなんのその。ピシッと叩き落として本を読んでいる。

「野生の実践」ゲーリーの本である。

実践するまでもない。

野生そのもの。

皮膚感覚としか言えない。

世の中には不思議が存在する。





































6匹の子供…自然淘汰

2014年06月16日 | 日記
自然淘汰は自然選択とも言う。

自然界で、生態的条件や環境などによりよく適合するものは生存を続ける。
そうでない劣勢のものは自然に滅びていくこと。
転じて、長い間には劣悪なものは滅び、優良なものだけが自然に生き残ること。

「淘汰」は選び分ける…悪いものを捨て、よいものを取ること。
と言う意味があるそうで。

長い年月…進化がおきるための3つの条件とは…
変異:種のメンバーは少しづつ異なる
性質を持っている。
遺伝:親の性質の一部は子に伝わる。
子孫の数:性質の違いは子孫の数に違
いをもたらす。繁殖成功度。

この事は全てチャールズ・ダーウィンの進化論で私が学んだ事の引用だが…。

6匹生まれた燕の子供のうち、2匹が死んでしまった。

巣立ちの時、旨く飛び立てなかったのだ。

2匹ともメスで、庭と玄関の靴箱の下でみつかった。
 

2度めの繁殖はどうなるのか?

卑小な人間である私が心配している。

コメントにもあったように、燕が飛んでいるのは目にしても、巣づくりが出来る家は限られているのが現状。

田舎でも、古きゆかしい…人情味が溢れて厚かましいほどだった…昭和中期時代とは違う。
誰かが家に居た。
無自覚でも燕の番が出来た。
そんな時代は遠い昔。

人間は、あらゆる意味で守りに入り(何から何を守っているのかは解らないのだが)精神は逼塞して余裕がない。
心情は狭く、狭くなっている。
イライラする。
狭量と言うのは、些細な事に神経がとられる事…言い換えればケチという事。
経済的な貧乏とは別に心魂がケチくさく、日常生活を下方にばかり修正していく。
汚れるから、邪魔になるから、玄関戸開けっ放しは防犯上悪いから…

下方修正は負債を抱えた企業の決算報告に似ている。

日本の現在の政治状況が個に反映していく。

燕の死体を埋めながら…その事を思った。

自然にやさしいとか、生態系と共に生きるとか…スローガンには縁がない私だが…

減少している渡り鳥たちが絶滅する事は生物的につらい。

放射能が洩れつづけている福島にも燕は変わりなく(数は減っても)帰巣しているのだろうか。

その事も気になる。

燕達に寄せて、もの思う6月の夕方。



カラ梅雨の予感。
























6 匹の子供

2014年06月13日 | 日記
燕は3回ほど…子供を産む。
産卵期は4 ~7月にかけて。
一回の腹卵数は3 ~ 7個。
主にメスが抱卵する。
メスが死亡した場合、オスが抱卵する事もあるらしい。
卵を抱いているのは2週間~3週間。
卵が孵ると巣の中で餌をもらう。
育雛日数は1ヶ月余り。
1回目の繁殖の巣立ち率は概ね50%程度といわれている。

1回目繁殖に成功したつがい…あるいは失敗したつがいか…やり直しの繁殖をしているのかも。
又は別のつがいがその後2回、3回目の繁殖をしていると思われる。

去年は5匹産んでは孵し…又5匹産んでは孵して3度の繁殖をした。
我が家では、毎年1回4~5匹の繁殖を繰り返している。
5匹の中の一羽はかならず弱い。巣から落っこちたり、餌を十分に貰えなかったり……する。
強いヒナが餌をたくさん食べているのが解る。

今年は1回目…6匹の子供が生まれた。

 強いヒナは、ど真ん中にいる。

身を乗り出して餌をもらう姿は悪ガキそのもの。

隅っこでやっとこさ顔を出している〝チッコイ〟ヒナが可愛い顔をしている…と思うのは人情だろうか。

頑張れ。がんばれ。悪っぽいヒナもがんばれ。

糞の掃除をしながら、声をかける。
もちろん、燕のヒナたちには、何のことやらさっぱり。

燕の子供は飛び立つときの尾羽でオス、メスの区別が出来る。
<巣の中で顔を出していても判別できない>

自然界で、生態的条件や環境などによりよく適合するものは生存を続ける。
そうでない劣勢のものは自然に滅びていくことが〝自然淘汰〟とされるのなら…

淘汰の現実を日常で見ている…という事になる。


燕の子供達を見ていると、色んな感情が泡のように湧いたり、消えたりするのはその所為なのか。

餌を運ぶ親鳥たちを見ても…又。

夕方、燕の巣を見上げる。

5匹しか見えない。

1羽が糞の箱の中に落とされている。いや、ころげ落ちたのかも。

親鳥が助けに来た。

ほっっと胸をなでおろす。のら猫に取られる前で良かった。

頑張れ。

頑張れ。

がんばれ。